お笑いコンビ・アンジャッシュの児嶋一哉が2月12日放送の「おかべろ」(関西テレビ)に出演し、グルメに詳しい相方・渡部建の料理本を愛読していたことを明かした。
この日の放送では、グルメに関する児嶋の知られざる“超ポンコツぶり”にスポットを当て、牛肉・豚肉・鶏肉の区別や、キノコの種類が分別できないといったエピソードが紹介された。
MCのNON STYLE・石田明から「相方がグルメなんで、美味しい店を教えてもらえたのでは?」と聞かれるも、児嶋は首を横に振り、「そんなに楽屋で話すほうじゃなかったので。あいつは本を出してるので、それを見て、そこに行ったりはしてました」と説明。
すると、ナインティナイン・岡村隆史は、長く渡部と共演していた東野幸治から聞いた話を思い出し、「東野さんとかとご飯行く時は、東野さんが(渡部に)『どっかいい所ない?』って連絡したら、『僕がとっときますね』って(渡部が)予約してくれてた。『ここのお店のこれだけは食べてくださいね』とか、全部コメント付きで教えてくれてた」と、手厚い渡部からのフォローがあったという。
児嶋は「そういうオファーはめちゃくちゃ多かったと思う」と語るも、児嶋自身は直接渡部にオススメの店を聞くことはできなかったのだとか。続けて、「直接は恥ずかしいんで、本をこっそり持って行って、あいつが頼んでるのと同じのを頼んでた。これ、オススメなんだと思って」と、渡部の本を参考にしながら店選びをしていたことを打ち明けた。
「コンビ仲がよくはなかったというアンジャッシュらしい距離感が伝わるエピソードですが、児嶋がこっそり渡部のグルメ本を愛読し、相方と同じメニューを注文していたという事実には、ネットから『かわいすぎる』『そんな児嶋さんが大好きです』との反応や、『児嶋を悲しませるなよ、渡部!』『いい話ですね(泣)また2人が壇上でネタをするところが見たいです。渡部さん、児嶋さんのことを大切にしてくださいね』『渡部さんは幸せものですね。児嶋さんといい、奥様といい。彼の中に捨てたもんじゃない何かがあるんでしょう』『渡部さん、頑張れー! いい奥さんといい相方に恵まれる運を持ってるんだから、できる!』などと、2人のコンビ愛に感動する人もいました」(テレビ誌ライター)
渡部はこれまでに「芸能界のアテンド王が教える 最強の店77軒」や「渡部流 いい店の見つけ方教えます。すべて新店 初出し80軒」などのグルメ本をリリースしてきた。「キャベツとレタスの違いもわからない」「キノコにいたっては意味がわからない」などと明かしたことがあり、グルメとは無縁の児嶋にとって、これらの著書は外食をする際の心強いバイブルとなっていたのかもしれない。
(木村慎吾)