モデルでタレントの藤田ニコルが2月13日放送の「サンデー・ジャポン」（TBS系）に出演し、新型コロナウイルス感染による後遺症に悩まされていることを明かした。
藤田は今月5日にコロナへの感染を発表。一時は熱が39度まで上昇し、咳と喉の痒み、関節痛などに見舞われ、自身のインスタグラムでは「まともに動けませんでした」とも綴っていた。
この日の番組には、自宅からリモート出演した藤田。現在の容体について聞かれ、「体調的には全然元気なんですけど、ニオイを全然感じなくなってしまって」と話し、イカの駄菓子の香りを嗅いでも「全然ニオイがしないんです」という。
また、自宅療養中には、母がカレーを手作りし、藤田の自宅玄関前に置いてくれたというが、「そのカレーのニオイもしないんです」と説明。続けて、「今、爪の間のニオイもしないんです」と嘆き、嗅覚が戻っている感覚は全くないという。
同番組MCの爆笑問題・田中裕二も2020年8月にコロナ感染を発表したが、藤田の言葉を受け、「僕は1週間後くらいから、（嗅覚が）徐々に戻ってきた」とコメント。しかし、田中は感染からおよそ1カ月が経過した9月に出演した同番組内で、「ニオイは5割ぐらいしか戻っていない」とも語っていた。
「藤田は一向に回復する気配のない自身の嗅覚に関し、『復帰してからの食レポとかすごい心配。ニオイがわからないと』とも懸念。また、2月12日に更新したツイッターでも『一生このままなのかな？ てたまに思って辛くなる』とツイートしていました。厚生労働省は1月13日、同時点での感染状況についてオミクロン株の割合が全国で84％に達したと発表していますが、藤田の説明する後遺症の症状から、ネットからは『オミクロンじゃなくてデルタだったのかな。私の周りでも風邪程度の人と味覚臭覚なくなる人にわかれてる気がする』『いまだ一部に残るデルタ株なのかな』と、彼女がデルタ株に感染してしまった可能性を指摘する声も寄せられています。
いずれにしても、まともに動けないほどの倦怠感があったことや、39度の発熱に悩まされたということで、『早く回復するといいですね』『お大事にしてください』『1日でも早く治ることを願っています』などと、藤田の身を案じる声が多数集まっていました」（テレビ誌ライター）
しばらくは藤田のグルメレポートはお預けとなりそうだが、ぜひともまた万全の体調で、いつもの元気な姿を見せてほしいものだ。
（木村慎吾）
