今の時代、手紙はもちろんのこと、年賀状や暑中お見舞いのハガキも出さなくなった人が多いですよね? 時候の挨拶に関しては、もともと出していたのなら、「今年で辞めます」などのアナウンスをしてから辞めるほうが好印象です。
「え、それが恋愛と関係があるの?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんね。はい、関係は“大あり”なんです。相手が恋愛相手ではないからといい加減なことをしてしまう人って、結局は恋愛相手にも同じようなことをします。
例えば、時候の挨拶もちゃんとできない女性は、彼氏の誕生日すらないがしろにします。彼氏の誕生日、恋人同士なら一緒に過ごすのがごく普通ですよね? でも、その日に自分にどうしてもはずせない仕事が入ってしまったら……普通の感覚の持ち主なら、早めに彼氏に伝えるはずですが、中にはこんな大事なことの連絡をおざなりにする女性もいるのです。こういう女性って、さまざまな連絡がいい加減だったりしますよね。
まずは、こういう当たり前のところから、自分を見直してみてはどうでしょう。そして、時候の挨拶はやめるとしても、なんらかの方法でさまざまな人たちとの人間関係を続けていくのがオススメです。最近では、スマホで送れる年賀状もありますから。
周囲の人との連絡を大事にすると、自分も大事にされます。ひとりの人の後ろには、少なくても100人以上は同年代の人間関係があると思ってください。そう考えてみると恋愛の出会いというのは、そもそも知人とその周辺だけでもかなりあるのです。恋愛上手な人は、意識的か無意識かは別として人間関係を上手に構築しています。
自分と出会ってくれた人への感謝の気持ちを忘れないこと。それは、“モテ”のいちばんの秘訣なのかもしれません。
安藤房子(あんどうふさこ) 恋愛心理研究所所長。離婚を機に日本初の恋愛カウンセラーとして独立。メールカウンセラーの草分け。心と身体両面からのアプローチで婚活・恋活女子を応援。著書は韓国・中国でも翻訳出版。心理テストの作成やメディアでMCとしても活躍中。