元TBSアナウンサーで現在はフリーの吉田明世が3月14日放送の「100%アピールちゃん」(同局系)に出演し、育児と仕事に追われる多忙な生活ぶりが紹介された。
吉田は2016年10月に一般男性と結婚。その後、17年5月に第1子女児を出産し、20年12月には長男を授かった。2019年1月のTBS退社以降、フリーアナとしての活動を始め、昨年4月からは早朝6時スタートのラジオ番組「ONE MORNING」(TOKYO FM)のアシスタントを任されている影響により、平日は朝3時半起きの生活が続いている。
そんな吉田の生活に密着した同番組では、深夜3時、一緒にベッドで寝ていた子どもたちが起きないよう、物音を立てずに寝室を抜け出す彼女の日常風景を紹介。吉田は寝巻きに上着を羽織り、そのまま送迎車に乗り込んでラジオ局へ出発。家では洗顔や歯磨きをせず、局に着いてから「トイレで着替えて、顔を洗って、歯磨きします」と独自のルーティンを明かした。
そのため、朝の子どもたちの面倒は夫が担当し、幼稚園への送りもやってくれるのだという。仕事を終えた吉田が帰宅したのは18時過ぎで、あらかじめ小分けに冷凍していた野菜を使い、豚汁を作ると、それがおかずで、あとは白米のみ。ほかのメニューを作ることはなく、吉田は「仕事しながら1汁3菜なんて難しいです」と語っていた。
「2人の子どもを育てながら、早朝からの帯番組を全うし、ヘトヘトの状態で帰宅する吉田ですから、夕飯は豚汁のみというメニューも致し方ないところ。その分、たっぷりの野菜が使われた豚汁の栄養は豊富で、世間からは『鍋と変わらないと考えれば、それで十分では?』『これは頑張ってると思いますよ』『豚肉も入ってるんだからタンパク質もあって栄養は問題ないです』などと理解の声が集まっています。
とりわけ、吉田と同じく育児に追われる女性からの支持がアツく、『仕事をしていない専業主婦(子ども有り)だって毎日1汁3菜は無理がある』『共働きが増えたのだから、いつまでも1汁3菜神話はやめたほうがいい』『品数が全てじゃない』『ほんと、仕事から帰ってきてご飯を用意するの大変だよね』『十分だと思う。みんな忙しいし。夜はもう寝るだけなんだから夕食は軽めでいいよ』『料理は必ず母親がやらないといけないの?』などの反応が大半に。中には、『さすがにおかずが少なすぎる』『仕事と家事のバランスを取ることも母親なら必要なのでは?』といった指摘もありましたが、ネットでは『具沢山の豚汁なら十分』と擁護する声が多かったですね」(テレビ誌ライター)
吉田は週に1度の買い出しで購入した野菜をすぐに適当な大きさに切り分け、冷凍しておくのだという。多忙の中でも調理を時短化できるよう工夫し、なんとか仕事と家事の両立を図る彼女の姿は、多くの女性から支持を集める格好となっている。
(木村慎吾)