元SMAPの3人がメンバーとなる新しい地図。これまではなかなかテレビで彼らの姿を見ることができなかったが、4月からNHK の教育バラエティ番組『ワルイコあつまれ』で、3人そろって初となる地上波レギュラー放送が決定した。
この番組には民放各局のプロデューサーが注目しているという。
「独立トラブルを起こした3人を、ジャニーズ事務所がテレビ局やラジオ、映画などのメディアに対して使用しないように圧力をかけたという疑惑が浮上しました。この問題は、2019年7月にジャニーズ事務所が公正取引委員会から注意を受けたことをNHKにスクープされ、明るみに。それからは、新しい地図の3人も徐々にメディアに出演するようになっていきました。とはいえ、まだまだ3人そろってテレビ番組で使うのは各局ともに腰が引けているところ。そんな時にNHKが先陣をきってレギュラーに起用したことで注目を集めているのです」（女性誌記者）
というのも、新しい地図の3人は、民放各局が本来ならば使いたくて仕方がないタレントだからだ。
「元SMAPということでいまだに人気がありますし、バラエティからドラマまで幅広く仕事ができる。広告代理店からも、新しい地図の3人を使った番組をやりたがっているスポンサーが多いという話も聞いていますし、本来ならば起用したかった。しかし、表立って番組を作ってしまうと、どこでジャニーズ事務所の怒りを買うかわからないので各局が派手に動けない状況だったんです。NHKが大々的に3人のレギュラー番組を開始したことで、民放テレビ局でも後追いする動きが出始めています。特に、視聴率で苦しんでいるフジテレビは、なんとか新しい地図の番組を作ろうと、各所に調整を行っているようです」（民放関係者）
新しい地図3人の起用で先陣をきったNHKは、さらに大きな動きを見せようとしているという。
「昨年の紅白歌合戦が惨敗したことで、今年はなんとしても挽回しなければなりません。例年ならば夏頃から歌手の選考などに動くのですが、超大物に関してはすでにNHKサイドが接触を始めているとも。今回、新しい地図も、『ワルイコあつまれ』を足がかりとして紅白への出場が内定したという話も聞きます。時間はかかりますがジャニーズ事務所との調整も行い、注目度の高い3人を今年の紅白に出演させようとしているようです」（前出・民放関係者）
今年に入ってからも各メンバーがCMやドラマなどで活躍している新しい地図。今後は、3人での姿をもっとテレビで見る機会が増えそうだ。
（渡邊伸明）
