フジテレビの月9ドラマ「好きな人がいること」で主演を務める桐谷美玲が7月17日、自身のインスタグラムでどじょうすくいに扮した姿を投稿。ペンで眉毛やそばかすを書き足したり、前歯を黒塗りしたりと、人気モデルの衝撃的な姿に多くの人々が驚愕したようだ。
この写真には「早いもので明日好きな人がいること、第2話放送。どじょうすくったよ。お見逃しなく」というコメントが添えられていることからも、どうやら投稿翌日に放送されるドラマの告知が目的だったようだ。
「初回視聴率は10.1%で、第2話では10.4%とわずかではありますが上昇。第2話の放送は、大型音楽特番『FNSうたの夏まつり~海の日スペシャル~』の合間に強引にネジ込むという力技をフジテレビが仕掛けことに加え、主演の桐谷も同番組に生出演し、ここでもドラマでのどじょうすくいシーンを宣伝するなど、とにかく必死のPR活動が実を結んだ結果になりました」(エンタメ誌記者)
ここ最近は低視聴率を連発中の月9だが、桐谷にはなんとしてでも高視聴率を残したい事情もあった。
「昨年11月にフジテレビ系で桐谷主演のドラマ『アンダーウェア』がゴールデンタイムで放送されましたが、ものの見事に大爆死。最終回は漫画家の水木しげる氏の追悼として実写映画『ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌』へと差し替えられ、ゴールデンタイムでの放送は消滅するという異例の赤っ恥をかかされました。今回は桐谷にとっては名誉挽回のチャンスですから、たとえ美形イメージが崩壊しようが、前クールで月9ワースト記録を更新した福山雅治主演『ラヴソング』の二の舞など言語道断。それこそ女優生命の危機に陥りますから、桐谷にかかるプレッシャーは想像以上に大きいはずですよ」(前出・エンタメ誌記者)
しかし冷静に見れば、局の強引な放送枠確保、さらにどじょうすくいを晒してもたった0.3%の微増。これを良しとするか否かは個々の判断だが、これ以上伸ばすためには今度は何を晒したら良いのだろうか?
(本多ヒロシ)