現在放送中の月9ドラマ「元彼の遺言状」(フジテレビ系)で主演を務めている女優・綾瀬はるかが6月10日に公開される主演映画「はい、泳げません」の公開直前イベントに参加した。
この映画は、ノンフィクション作家・高橋秀実氏の同名エッセイが原作。ある理由から水を恐れるようになったカタブツな哲学者・小鳥遊雄司(長谷川博己)が意を決して水泳教室に通い始めることになり、水泳コーチの薄原静香(綾瀬)と出会い、カナヅチの克服に励みながら、目をそらしていた現実と向き合っていく再生の物語。今作ではプールでのシーンが圧倒的に多いことから、早くもネットでは「綾瀬はるかの競技用のウェア姿が観られるので観に行きます」「スイムウェア姿を観たいがために会社の仕事こなして行く。こんな不純な動機で申し訳ありません」などのコメントが寄せられている。
「水泳コーチ役を演じる綾瀬は、コーチについてクランクインの1カ月ほど前から週2ペースでトレーニングを開始。当初『クロールだけでいい』と言われ、特訓を積み重ねていたものの、クランクインしてから『エンドロールで4種目やりたくなったから、4種目やって』と言われ、バタフライなどを撮影終わりで猛特訓。ところが映画では、使われなかったという秘話が明かされました」(女性誌記者)
そんな綾瀬が、6月5日に放送された番組「日曜日の初耳学」(TBS系)の対談企画「インタビュアー林修」に出演。珍エピソードが明らかになった。
「その企画に2008年のドラマ『鹿男あをによし』(フジテレビ系)で共演して以来、定期的に食事に行く仲だという女優・多部未華子がVTRに登場。慎重派の綾瀬から『どうしたらいいんだろう。タベコ(多部)どう思う?』といって、すごく考えるタイプ。『はるかちゃんは石橋を叩いて、叩きすぎて、壊して、渡れなくなるタイプ』と分析するひと幕もあり、スタジオの笑いを誘っていました」(テレビ誌ライター)
多部は、2016年放送の生番組「スタジオパークからこんにちは」(NHK)でも、綾瀬についてコメントしている。初めて2人で食事をした際、ストールをグルグル巻きにして目だけ出した姿で現れ、「メガネも帽子も忘れたので変装している」と言われ、「逆にすごく目立つから、やめたほうがいい」と言ってやめさせたのだとか。
今や大物女優の1人に数えられる綾瀬。その天然ぶりは如何ともしがたい?
(窪田史朗)