とある女優に“心をぐちゃぐちゃにされた”。あざといテクニックに翻弄された過去を打ち明けたのは、俳優の吉田鋼太郎だ。
“あざとい女性”については、苦手どころか、むしろ「大好き」だという吉田。しかし、半年間にわたって恋心を弄ばれてしまった経験もあるという。6月26日放送の「あざとくて何が悪いの?」(テレビ朝日系)では、そんな魔性のような女優に振り回されたエピソードを紹介している。
吉田は、かつて「美しくて聡明な女優さん」と2人っきりで食事をしていた際、その女性から「みんなが綺麗って言ってくれて嬉しいけど、誰も本気では口説いてくれないの。誰か私のことをちゃんと口説いてくれないかな?」との悩みを「僕のほうをじっと見つめて言ってきた」と回想。この思わせぶりな発言に「もう心がぐちゃぐちゃになりましたね。半年悩みましたもん。本当なのか、あざとさなのか」と当時は疲弊させられたという。
ほかにも「同じ方なんですけど、2人でバーで飲んでいた。僕がタバコを吸うので、申し訳ないから離れたところで吸おうとした。そしたら、『鋼太郎さん、どこ行くの?』『いいのよ、嫌いな人のタバコは嫌だけど、好きな人のタバコは気にならない』って」と、またも翻弄されることに。
その後、吉田は2016年に一般女性と結婚したが、「そしたら、その方が、ある番組で『鋼太郎さん結婚されましたね』って言われて、『私なんか振られちゃったみたい』っておっしゃってた」と説明。一連のやり取りを聞いていた番組MCのお笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太は「ちょっと待って! 誰よ!?」と興味津々な様子だった。
「このエピソードに対して、すぐにネット民から『あの人のことですね』『思わせぶりな感じが目に浮かびますわ』との声が並ぶことに。というのも、吉田は2018年4月30日放送の『しゃべくり007』(日本テレビ系)で、『吉田羊』と実名を挙げた上で、『羊ちゃんは絶対俺に気があると思う』と後輩らに吹聴していたことを自白。吉田羊から『鋼太郎さん、一緒に京都に行かない?』と誘われたエピソードも紹介し、『ホテルは?』と聞くと、彼女は『一緒でいいんじゃない?』と答えたといいます。しかし、念押しで『部屋は?』と尋ねると、『もちろん部屋は別よ!』と返され、しょんぼり。ただ、2人っきりのバーでのタバコのエピソードや、『誰か口説いてくれないかなぁ』と相談された事実については自信満々な様子で、しゃべくりメンバーからも、“脈アリ”だった可能性を指摘されていました」(テレビ誌ライター)
そんな吉田の夢がむなしくも破壊されたのは、1週間後に放送された同じく「しゃべくり007」だった。
「同放送回では、当事者である吉田羊をゲストに迎え、鋼太郎からの片思いエピソードの真相に迫ることに。前回のオンエアを確認したという吉田羊は『鋼太郎さんがおっしゃっていたことは大体全部本当』だとしつつ、『実際の現場ではニュアンスが少し違う』とも。“好きな人の煙は気にならない”と告げたというエピソードは、『私の中では人間的に好きな人なら大丈夫って意味で。鋼太郎さんに対してはそういう意味合いもあったんです。男性的な好きではなくて』と説明。さらに、“誰か私を口説いてくれないかなぁ”と嘆き、鋼太郎の顔を見つめたというエピソードも、たまたまそのタイミングで鋼太郎の後ろのドアから人が現れ、それを確認しただけだと一蹴。しまいには、鋼太郎から仮に交際を申し込まれたとしても、『すいませんって言います』と答え、鋼太郎が抱いてきた希望を木っ端微塵に粉砕していました」(テレビ誌ライター)
今回、鋼太郎が「あざとくて何が悪いの?」で吉田羊という名前を口にしなかったのは、すでに自身の思いが叶わぬものとして結果が出ていたからなのかもしれない。
(木村慎吾)