これは偶然だろうか。放送中のドラマ「ユニコーンに乗って」(TBS系)で西島秀俊が演じているのは、48歳で地方銀行の支店長を辞め、3年前に佐奈(永野芽郁)らが起業した教育系スタートアップ企業「ドリームポニー」に転職した小鳥智志。同じく放送中のドラマ「初恋の悪魔」(日本テレビ系)で柄本佑が演じているのは、境川警察署の新人刑事・服部渚(佐久間由衣)に好意を抱き始めている会計課に勤務する小鳥琉夏。西島も柄本も「小鳥」という珍しい役名のキャラを演じているのだ。
名は体を表すではないが、西島演じる「小鳥」は趣味のバードウォッチングを通じて羽田早智(広末涼子)と出会い、柄本演じる「小鳥」は「小島」と勘違いされて気分を害するというシーンがそれぞれ第1話で描かれた。
「小鳥と聞くと、小さくてかわいらしいイメージが湧きますが、2人ともシュッとしていて背が高い。その代わり男性特有のかわいらしさを持ち併せている役者とも言えるのでは。さらに小鳥には自由なイメージもあります。小鳥という苗字を持つ“自由に飛びまわることができるかわいげのある男性”は、現代女性が好きな男性像の1つとして描かれている気がしてなりません」(テレビ誌ライター)
西島演じる小鳥は羽田(広末)、柄本演じる小鳥は服部(佐久間)と、「2羽の小鳥」はすでに恋愛フラグが立っているが、その恋の行方を見守りたい。