夏といえば紫外線対策。お肌には日焼け止めが欠かせませんよね。でも、肌だけをケアして満足していませんか? 実は、髪も紫外線のダメージを受けており、対策が必要といわれているんです。
医師である浜中聡子さん監修「女子のための髪育レッスン もう悩まない! 元気な髪復活計画」(辰巳出版刊)によれば、髪の毛を構成するタンパク質がアミノ酸のシスチン結合によってしっかり結びつき、髪の強度を保っているそう。でも、紫外線を浴びて髪が酸化すると、シスチン結合が切断されてキューティクルが剥がれ、枝毛や切れ毛になってしまうのだとか。さらに、メラニンも分解されて赤茶っぽく退色してしまうそうなんです。
とくに、5~8月は紫外線量が多くなるため、ダイレクトに浴びないためにもより注意しなければなりませんね。ある美容の専門家は、対策として「外へ出るときはフードをかぶったり、頭からカーディガンをかけたりしている」とか。紫外線カットスプレーを使う方法もあるようです。
まだまだ日差しが強い時期。意識して髪への紫外線対策を行い、艶のあるサラサラで健康的な髪を守りましょう。