女優・有村架純と俳優・中村倫也がW主演する金曜ドラマ「石子と羽男‐そんなコトで訴えます?‐」(TBS系)の第6話が8月19日に放送され、中村演じる羽男が人気刑事ドラマ「古畑任三郎」(フジテレビ系)を真似た“羽根岡任三郎”に成り切って推理を行い、視聴者から注目を集めている。
このドラマは、東大卒ながら4回試験に落ちているパラリーガル・石田硝子と、一発合格した高卒の弁護士・羽根岡佳男がコンビを組むリーガルエンタテインメント。第6話では、幽霊物件と知らずに家族で分譲賃貸マンションに引っ越してきた高梨拓真(ウエンツ瑛士)が相談に訪れ、妻の文香(西原亜希)が匿名の手紙で「孤独死があった部屋」と知り、幻覚や幻聴を訴えるようになるが不動産会社にも言い分があり、事態は暗礁に乗り上げる。
「匿名の手紙について調査するために、マンションの監視カメラを確認。そこで高梨家のポストに何か投函するところを見つけた羽男はピンと閃き“羽根岡任三郎”に変身。『えー。この方、監視カメラの位置を知っている角度で入ってきて、最後まで顔を見せずに出て行かれました。(中略)このカメラがダミーだということをわかっていらっしゃったんでしょう。つまり、この方は、マンションの住人である可能性が高いです。羽根岡任三郎でした』と締める展開に、ネットでは『中村倫也の古畑任三郎大好物すぎる』『まさかの古畑BGM付きの羽男くんのモノマネ見られるとは笑』『ただでさえセリフ量が多いのにスゴイな中村さん』などのコメントが寄せられました」(テレビ誌ライター)
今作では冒頭で、有村や中村たちが事件の概要をちょっとしたコント仕立てで紹介。前回は2015年に有村自身が主演を務めた映画「ビリギャル」を思わせる女子高生姿で登場している。
「第6話では、有村が不動産屋に扮して、中村がその客。物件を物色する場面では、白いロンTにボサボサ頭、そして豪華な椅子の上に両足を乗せる、まるで大ヒット少年漫画『DEATH NOTE(デスノート)』の“L(エル)”を思わせる風貌で登場。有村や中村のコントやパロディが見られる貴重なドラマです」(前出・テレビ誌ライター)
ドラマのメインストーリーとともに、小ネタが楽しめるのもこのドラマの魅力と言えるだろう。
(窪田史朗)