香川照之の性加害報道で、ドラマ、CMなどの降板ドミノが発生しているが、真っ先にその被害が直撃したのがTBSの情報番組「THE TIME,」。香川が金曜日の司会を務めていたため、9月2日には安住紳一郎アナが緊急対応。翌週からは江藤愛アナ、杉山真也アナ、宇賀神メグアナによるスクランブル体制が発表された。
そんななか、この騒ぎでうやむやとなっているのが、報道番組「news23」のキャスターを務める小川彩佳の去就である。テレビ関係者が明かす。
「『news23』は視聴率が上がらず、同時間帯のライバル『news zero』(日本テレビ系)とは世帯平均視聴率で4%ほどの差をつけられてしまっています。そのため、以前から局内では小川の降板タイミングを探っていて、いよいよ年内がそのXデーとされていました。実際、同じTBS系の報道番組『Nスタ』でキャスターを務めるホラン千秋が公認候補として、名前が挙がっていたようです。しかし、香川騒動で状況は一変。局アナのスケジュールや配置プランがやり直しになったことで、当面はこのまま小川続投でいくことになるようです」
小川も降板の空気を察していたのか、最近はメディアで子育て論を披露するなど、女性層へのアピールを続けていた。
「小川は実業家の男性との結婚を機にテレビ朝日を退社し、フリーとなりましたが、昨年6月に離婚し、現在はシングルマザーとして子育てを続けています。あるインタビューでは、深夜に生放送を終え、帰宅後、就寝するのは夜中の3時。そして2歳のわが子と朝6時には起床し、育児や家事、仕事に追われるという日々を明かしています。彼女とすれば、女性層の支持集めや、局側が降板させづらいようにするというしたたかな計算もあったのかもしれません。しかし、結果的に香川の一件でしばらくは首が繋がり、安心したことでしょう」(前出・テレビ関係者)
香川の醜聞に、小川はそっとほくそ笑んでいたのだろうか。