岐阜市で11月5・6日に行われる「ぎふ信長まつり」に、俳優の木村拓哉が参加することで現地は“キムタク特需”に沸いていることを10月13日、ニュースサイト「スポニチアネックス」が報じた。
同記事によると、木村は同月6日に行われる祭り最大の見どころ「信長公騎馬武者行列」に織田信長役として参加する予定なのだが、観覧の抽選に全国から応募が殺到。すでに約1万5000人の定員に対して38倍を超える約58万人の応募があったという。これは岐阜市の人口約40万3000人をはるかに上回る数字であり、市の担当者は「予想以上の反響」を驚いているのだとか。
さらに、行列後には木村と俳優の伊藤英明が参加するトークイベントが予定されているが、こちらも約700人の定員に対して1万218件(1件あたり3人まで)の申し込みがあったという。
市側は「大変盛り上がり、ありがたい」としつつも警備面では緊張感が漂っているといい、急きょ警備費用として約3150万円を盛り込んだ補正予算案を9月の定例市議会に提出したという。
ネット上でも《キムタクブランドを甘く見てたな》《なんだかんだキムタク見たいわ》《さすが日本のカリスマのキムタク》など期待の声が続出。さらに《見られる人はぜひカメラや動画に撮ってネットに流してほしい》という声もあった。
「芸能人が参加した祭りで思い出されるのは、今年6月に金沢市で開催された『百万石まつり』です。この時は栗山千明と竹中直人がメインイベントの『百万石行列』に参加したのですが、栗山サイドが肖像権保護を理由に写真・動画の撮影禁止を市に要請したことが発覚し、ネットでは批判が殺到。後日、栗山は自身のツイッターを通じて謝罪する結果となりました。一方で竹中は撮影OK、沿道の観客からの撮影にも積極的に応じていたため称賛を浴びました。今のところ撮影に関しては例年通りで特に制限はされておらず、ジャニーズ側からもNGは出ていないそう。あとは木村の現地での対応次第で“神イベント”になる可能性があります」(芸能記者)
テレビ、ドラマでさまざまな伝説を作ってきた木村だが、リアルイベントでも新たな伝説を作るのだろうか。
(柏原廉)