今年の「NHK紅白歌合戦」司会に女優・橋本環奈が選ばれた裏で“3人の女優”が司会候補に挙がっていたことを10月24日、ニュースサイト「FRIDAY DIGITAL」が報じた。
同記事によると、橋本が選ばれたのは、若者を中心に人気、知名度ともに抜群であり、テレビ離れが進む10代~20代にも視聴層を広げたいためであるという。これまで紅白の司会は朝ドラや大河ドラマなどNHKへの貢献度が高いタレントの登用が多かったため、NHKの番組自体への出演歴が数えるほどしかなかった橋本が選ばれたことには驚きの声も上がっている。
順当に行けばNHK朝の連続テレビ小説「ちむどんどん」で主演を務めた黒島結菜が選ばれるはずだったというが、同作の不振により黒島は早々に候補から落選。残ったのは橋本以外に3人の女優だったという。
その3人とは現在放送中の朝ドラ「舞いあがれ!」の福原遥、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の小池栄子、そして朝ドラ「カムカムエヴリバディ」で初代ヒロインを務めた上白石萌音だ。
芸能プロ幹部の証言として、福原は現時点での貢献度は測れないところが大きかったことと『ちむどんどん』の前例があったため起用しづらかったこと、小池はすでに司会の1人が大泉洋であったため同じ番組から何人も司会を出すのがはばかられたという。
最終的に残った上白石が外されたのは、来年の朝ドラ「らんまん」の主演を務める浜辺美波の存在があったためだったとか。というのも、上白石と浜辺は同じ東宝芸能に所属。浜辺は来年の紅白司会の可能性が高いため、NHKとしては2年連続で同じ事務所から起用することは避けたかったからだという。また、上白石には歌手としての出演枠も考えられたため最終的に橋本に白羽の矢が立ったという。
ネット上では同記事に対して、《大泉洋を今年も起用するのなら、鎌倉殿の人気を考えれば頼朝&政子コンビで小池栄子にすれば話題性もあるし、視聴率にもいい影響があるだろうに》《大泉さんと小池さんだったら、自然な掛け合いで面白かったかなと思うので、少し残念》《小池栄子さんだったら本人も面白いし、大泉さんとのペアでさらに面白くなるんだろうなあとは思いました》など小池を推す声が多かった。
「紅白司会に橋本環奈の名前が発表された際も『大泉洋の相手をするなら小池栄子がいい』と小池待望論が盛り上がっていました。小池が候補に挙がっていたという今回の報道で改めて、視聴者の期待が候補者の人選に反映されていたとわかったワケですが、紅白は昨年から司会者に紅組・白組・総合司会との区分を廃止して、一括りにしていますから、今からでも小池を加えるのもいいアイデアかもしれません」(芸能記者)
NHKは早急に小池の年末のスケジュールを押さえるべき?
(柏原廉)