女優の長澤まさみが主演を務める月10ドラマ「エルピス‐希望、あるいは災い‐」(フジテレビ系)の第3話が11月7日に放送され、長澤演じる主人公・浅川恵那と元恋人・斎藤正一(鈴木亮平)の濃厚なキスシーンが大きな反響を呼んだ。
このドラマは、スキャンダルによってエースの座を追われたアナウンサー・恵那(長澤)を主人公に、彼女に共鳴した仲間たちが10代女性の連続殺人事件の冤罪疑惑を追う中で、一度失った“自分の価値”を再び取り戻していく姿を描く社会派エンターテインメント。
第4話では恵那とともに冤罪事件を追う若手ディレクター・岸本拓郎(眞栄田郷敦)が、取り調べを行った元警部と被害者の姉からインタビューを取ることに成功。担当番組「フライデーボンボン」のスタッフを味方につけて冤罪事件の企画を放送するように迫るも、テレビ局の局長から放送不適切と判断されボツとなってしまう。
失意の恵那は飲めないお酒を飲み自宅で泥酔。そんな彼女の家に「どうしても話したいことがある」といって斎藤が訪問。冤罪事件のVTRを放送できない無念さから号泣する恵那の頭を優しくなでると、恵那が突然斎藤にキスをするのだった。
そのキスの濃厚さに、ネット民も大興奮。SNSでは「いきなりすぎてびっくりした」「最高に艶気のあるシーン」「大人のラブシーンじゃーん!」などのコメントが殺到。企画立ち上げから6年かけて実現した今作は、長澤本人も早い段階からオファーされ、出演を熱望していただけに、その熱演ぶりにも注目が寄せられている。
「長澤は、自身のキスへのこだわりを告白したことがあります。俳優の山田孝之とW主演を務めた2018年公開の映画『50回目のファーストキス』の舞台挨拶で、唐突なキスが好きかどうか質問されたのです。長澤は唐突キスが“好き”を選択。しかし『急にやられるのは野蛮。振り向いた時の間が欲しい。彗星みたいのはイヤ』と独特な表現で理想のキスについて語っていました」(映画誌ライター)
妖艶さをまとった長澤の“オトナのキス”にも注目だ。
(窪田史朗)