梅雨の季節は、低気圧の関係で心がネガティブになりがちです。普段ならサラッと流せることも気になってしまい、うつうつと考えてしまうことも。とくに、遠距離恋愛でなかなか彼と会えていない人は、不安が高まる時期かもしれませんね。そんな遠距離恋愛がピンチの時期を乗り切って、愛され続けるための法則をまとめてみましたよ。
■まるで遠距離恋愛じゃない風にLINEをしてみる
「私たち離れちゃったから……」と、グジグジした連絡ばかりしていませんか？ もしそうなら、今日からそれはやめてくださいね。どんなにあなたを好きな彼でも、グジグジした連絡は重荷になります。好きな感情が薄れてしまい、LINEを開くのが嫌になってしまいますよ。なかなか会えないことを言い続けても、何も生産性がありません。それよりは、遠距離になる前の近くにいる彼と普通に連絡を取り合っているようにしたほうが、仲良しのままでいられるのです。
■彼以外の男性の気配を漂わせず、男友だちの話はしない
とはいえ、遠距離恋愛で寂しいのは彼だって同じです。あなたを愛するあまり、勘ぐったり嫉妬したりすることがあるかもしれません。なので、あなたの男友だちの話は彼にする必要はありません。たとえ学生時代からの“ただの男友だち”のことであってもです。「偶然会ったのでカフェでお茶をした」とか、それが事実であっても彼が聞いてうれしいことではありませんからね。遠距離ならなおのこと、なかなか会えない彼の気持ちに配慮してくださいね。
■LINEのビデオ電話やzoomなどで対面デート気分を味わって
今は“会った気になれる”便利なツールがたくさんありますね。どんどん使い倒して、対面デート気分を味わいましょう。そして、普段はスマホで対面だとしても、ときどきはパソコンで顔を見るといいですよ。やってみると分かりますが、かなり対面気分の度合いがアップします。また、パソコン画面は横長なので、顔以外の“モノ”を映せるからお互いの暮らしを伝えやすいんです。「新しいマグカップを買ったのよ」と手元を見せたりしながら、カフェ気分でゆっくりコミュニケーションを取るのを忘れずにね。
■ふたりの楽しい“幸せな未来”を想像してもらう
LINEのビデオ電話やzoomなどでは、彼があなたとの幸せな未来を想像できそうな話題をどんどん振ってみましょう。「この前、可愛いクッションを買っちゃった。ほらね！」なんて見せれば、彼はまたあなたの部屋でくつろぎたくなりますよ。また、「今日はほら、クリームスープ作ったよ～」と手作りスープを手元に置いてリモートデートすれば、彼があなたとの楽しい記憶を反復したり幸せな未来を想像したりしやすくなります。“あなた＝幸せ”という構図をどんどん彼にインプットさせてくださいね。
いかがですか？ こうしたちょっとの工夫で、かなり楽しい恋愛にしていけます。ただ、遠距離恋愛が長く続くと成就しにくくなるのも事実。「いつ頃どう着地するのか」を少しずつ話し合うことも必要です。あせらず、でも少し急いで行動してみてくださいね。
安藤房子（あんどうふさこ） 作家・恋愛心理研究所所長。離婚を機に日本初の恋愛カウンセラーとして独立。メールカウンセラーの草分け。心と身体両面からのアプローチで婚活・恋活女子を応援。著書は韓国・中国でも翻訳出版。心理テスト作成やメディアでMCとしても活躍中。
