俳優・堺雅人が主演を務める話題のドラマ「VIVANT」(TBS系)第8話が9月3日に放送された。テロ組織「テント」の全貌が徐々に判明していく様子が描かれたが、明かされなかった“ある謎”について、ネット上では困惑や考察の声が上がっている。
明かされなかった“ある謎”とは、二宮和也が演じる、テントのNo.2・ノコルに関するもの。第8話の放送に先立つ8月31日、ドラマの公式X(旧ツイッター)では「なぜノコルは日焼けしてないのか、理由についても8話で分かります」と告知されていたが、本編ではノコルが日焼けしていないことについて、最後まで具体的な言及はされないままだった。
「ドラマ本編では、ノコルの表の顔は、孤児院などを運営する慈善事業家であり、多くの従業員を抱える会社の経営者だということが判明しました。このためネット上では、『会社を経営してるビジネスマンだから、そこまで日焼けしていないという解釈?』『要するにノコルは“オフィス勤め”担当ってことなんでしょうね』など日焼けしにくい環境で仕事をしているからと推察する声が多かったようです」(ドラマウォッチャー)
言われてみると納得できそうな理由だが、そうなると別の“矛盾”が出てくるとか。
「1・5・6話に出てきた、山中崇演じるアリです。アリはテントの幹部でありながらGFL社の社長という設定で、ノコルと似たような地位ですが、見た目は日焼けしているような様子でした。つまり、オフィスワーク中心だから日焼けしていないという説明がアリには当てはまらないことになります。本当は別の理由が明かされていたのに、告知後に編集でカットされてしまったのかもしれませんが…」(前出・ドラマウォッチャー)
わざわざ公式が言及したノコルの“色白問題”。真相ははたして―。
(柏原廉)