10月24日、嵐・二宮和也が旧ジャニーズ事務所から独立することを発表した。今回、二宮が独立を決断した経緯に大きな注目が集まっている。
「二宮は24日、ファンクラブ向けの会員サイト内で独立について『毎日このことで悩んだ』『1回目の事務所の会見以降、自分の活動にも多くの影響が起き始めて、正直な話、僕も怖くなったし不安な気持ちにも凄くなって、これからどうしていこうかなと考え始めました』と心境を明かしました。昨今の騒動後、ここまで正直に理由を明かして退所するタレントはいなかったため、ネットでは『そりゃ怖いよね』『家族もいるし仕方がない』『当然の感情だと思う』と共感や納得する声があがっています」(芸能記者)
二宮といえば、現在公開中の主演映画「アナログ」が観客総員数50万人を突破する大ヒットを飛ばしている。そんな中、二宮が事務所からの独立を発表したことで、同映画で監督を務めたタカハタ秀太氏の発言が再び話題に。
タカハタ監督はジャニーズが会見を行った翌日の10月3日、自身の「X」で「社長、同じ人でいいの? 新社名公募…社内にそれ違うんじゃ? って止める人はいなかったの? とかホントに思いました。そのやり方に在籍タレントは振り回されてる感があるような気もしました。性加害は重罪です。断罪すべき。それを見てみぬふりをしていたと認めた人が社長って理解出来ないです」などと、今後のジャニーズの方針について痛烈批判。さらに、「こんな投稿するとちょっと前なら僕はジャニーズ所属の人ともう仕事は出来なくなったでしょう。干されていたと思います。でも僕はこれからも彼らと仕事をしたい。だからそういうの変えて行きましょうよ、メディアの皆さん、全てのエンタメの皆さん。今しかないですよ」と呼びかけていたのである。
ネットでは、それらの言葉が二宮の独立を後押しした可能性も疑われているという。
「タカハタ氏は、2015年放送の二宮主演SPドラマ『赤めだか』(TBS系)でも監督を務めるなど、二宮とは長年の付き合いなんです。また、今回の映画『アナログ』は、タカハタ氏の強い希望で二宮にオファーしたそうで、インタビューでも『二宮さんの芝居には余計なものがない。(略)何より、人としてすごく素敵。いい青年だなと思って、いつも見ています』などと演技だけでなく人間性までベタ褒めするほど、二宮を買っている。一方で二宮も、映画の試写後に『やってよかった』と監督に直接メールを送るなど、大きな信頼を寄せていることが伺えます。それだけに今回、一部二宮ファンの間では『信頼する監督のジャニーズ批判も、独立を決める一因になったのかも』と憶測が飛び交っています」(前出・芸能記者)
タカハタ監督は他にも、二宮について「この人なら、これを演じたら面白いだろうし、あれも演じられるだろうと、彼がまだやっていないものを探して、撮ってみたくなります」と語っている。今回、二宮が独立したことで、今後も2人のタッグ作品が生まれることとなるかもしれない。