やっぱり根に持ってる? 大御所芸人・ビートたけしから酷評を浴びて1年。お笑いコンビ・ミキの昴生が12月13日放送のTBSラジオ「爆笑問題カーボーイ」でその不満をぶちまけている。
ミキといえば、昨年12月放送のお笑い特番「THE MANZAI 2022」(フジテレビ系)で、“最高顧問”を務めたたけしの前で初めて漫才を披露したが、「うるせぇだけで面白くねぇな」との超辛口コメントで一蹴されてしまった。
今年も同局で「THE MANZAI 2023」が10日に放送され、大きな盛り上がりを見せると、MCの爆笑問題・田中裕二から「見た? 今年の『THE MANZAI』は。たけしさん、みんなに丁寧にコメントしてたね」と昴生へイジり。ミキは番組から声がかからず、昴生は「呼ばれてないよ。フジテレビのアホが、ボケが…。去年あんな事があったんやから、今年も普通呼ぶやろ。だからアカンねん、フジテレビ」と冒頭から毒舌トークが始まった。
昨年のたけしによる辛口コメントは複数のネットニュースで報じられるなど、大きな反響があったが、今年も「THE MANZAI」で大トリを任された爆笑問題の太田光によると、たけし本人も困惑していたという。
太田は、たけしの楽屋にあいさつへ向かった際、「(同じ事務所の出演コンビ)ウエストランドを、ミキみたいにボロクソに言ってやって下さい」と“あおった”ものの、「たけしさんは『俺、そんなボロクソ言ってないんだけどな…』って」と話していたようだ。
たけしは「“ギャーギャーうるせぇだけで、つまんねぇなぁ”って。それしか言ってねぇぞ」と振り返っていたといい、これを太田から聞いた昴生は「それが良くないねん!」「全然アイツ反省してへんやん!」「年またいでも反省せず」と、勢い余ってたけしを“アイツ”呼ばわり。相方・亜生からは「“反省”って何やねん!」と突っ込まれ、終始「お兄ちゃん、落ち着いて」となだめられていた。
「しまいには、“うるせぇだけでつまんねぇ”とのフレーズを再三にわたって浴びせてきた太田に対しても、『お前らも結構つまんない時あるけどな!』『特にお前! 緊張して噛んでよ。毎回思うけど、(漫才冒頭の掴みネタ)“助けてくれー!”って、あれ何がおもろいねん!』と噛みつきまくり。爆笑問題の2人もミキの“雄叫び暴走芸”には常に圧倒され、完全に番組をジャックするほどのフルパワートークでした。視聴者からも『ミキと爆笑問題は相性がいい』『THE MANZAIも出てほしかったなぁ』と、毒舌でのフリートークは好評だったようです」(テレビ誌ライター)
果たして24年の「THE MANZAI」にミキの姿はあるのか。2人のリベンジが叶う日を待ちたいところだ。