人気女性お笑いコンビ・ハリセンボンが吉本興業を今年いっぱいで退社する。12月27日、近藤春菜、箕輪はるか双方がXで事務所からの退社を報告。
近藤は「色々な素晴らしい景色を見させていただきました」「何事にも代え難い宝物の時間です」と吉本への感謝を投稿し、箕輪も「子供の頃にテレビで見ていて憧れだった先輩方とお仕事ができたことや、たくさんの同期と後輩の皆さんに恵まれたことを誇りに思います」と綴った。
来年からはベッキーや森カンナらが所属するGATEに移籍するハリセンボンだが、テレビ業界では彼女らの吉本退社を巡る背景に関心が寄せられている。
「2019年の『闇営業問題』での近藤のコメントが尾を引いているのは明らかでしょう」と語るのはお笑い関係者。
「当時、この問題を『スッキリ』(日本テレビ系)で扱った際、加藤浩次が『いまの社長、そして会長の体制が続くんだったら、僕は吉本興業を辞める』と経営陣を猛批判した“加藤の乱”が話題になりましたが、このとき近藤も号泣しながら加藤に賛同。『会社は上層部の方たちだけのものじゃない』と自らも吉本批判を行っていた。同時期に、近藤は吉本と『専属エージェント契約』となり業界内では『見せしめ』と言われていた。実際、その頃から仕事量が目に見えて減少しています」(前出・お笑い関係者)
吉本を去ることになったハリセンボン。「闇営業問題」の余波をどうしても、感じざるを得ない一報だった。
(塚原真弓)