過激なパフォーマンスで知られる「電撃ネットワーク」の南部虎弾さんが1月20日、脳卒中のため都内の病院で死去した。72歳だった。1月16日に訃報が報じられたお笑いタレントのエスパー伊東さんに続く突然のお別れに、各界から悲しみの声が寄せられている。
南部さんとともに活動してきたギュウゾウは自身のSNSで「今はまだ悪い夢の中を漂っているような気持ちで、自分自身現実を把握出来ていない」と心情を吐露。「本当に残念。合掌」と哀悼した。
南部さんが、結成当初のメンバーの一人だったのが、「ダチョウ倶楽部」。そのダチョウ倶楽部の肥後克広はデビューをともにした「戦友」といい、「パワフルでめちゃくちゃで天才で鬼才な芸人。そんな南部さんの芸をもっと見たかったです。残された電撃を応援します。南部さんお疲れ様。そして、ありがとう」と感謝を述べた。寺門ジモンは「電撃ネットワークの活躍本当に嬉しかったし尊敬してました。天国でも皆さんを盛り上げてくれるでしょうね。ゆっくりおやすみください。お疲れ様でした」と悼んだ。
昨年末に南部さんと会食をしたという元衆院議員で元宮崎県知事の東国原英夫氏や、同じく昨年末に共演したという実業家の堀江貴文氏らも、突然の訃報にショックを隠せないようだ。
「見た目の奇抜さとは違い、とても優しくて謙虚な方でした。コメントをお願いすると、ファックスで回答をくださったりもするのですが、そこにはいつも南部さん自身の似顔絵とその時々に触れたイラストとともに感謝の言葉が添えられていました」(週刊誌記者)
各方面の多くの方から愛された南部さん。心からお悔やみを申し上げたい。