1月15日、31歳の誕生日を迎えた女優・吉岡里帆。かすかに憂いを帯びた「泣き顔系」美貌は相変わらずだが、先頃「石膏パック」なる美容法にもチャレンジしているという。本人は満足しているそうだが、「R.O.clinic(アールオークリニック)」(東京・渋谷区)の呂秀彦院長の見解はいささか異なっていたようで…。美容系ライター・M子とプロモーター・X男が、吉岡のような目元、引き締まったボディになる方法も含め、呂先生に聞きまくった!
M子:以前、吉岡里帆が、「美容がすごく好きで、お休みの日には石膏パックをやりました。石膏が固まる熱と力で顔を引き締めるパックで、自己満足してます」なんて、テレビ番組で話していたんですが、吉岡里帆になりたい女性は、石膏パックに走っています。石膏が吉岡里帆の顔形になっていて、そのパックを落とすと彼女の顔になってる、というのだったらいいですけどね。
呂院長:石膏パックですか…。石膏パックは、確か、60年くらい前にフランスのエステティシャンが考えた技術が始まりだったと思います。実際に効果があるかどうかはわかりませんが、劇的な効果は期待できないでしょうね。それより、医療的アプローチが現実的でよいでしょう。顔をキュッと引き締めるなら、やはりハイフとかポテンツァというマシンが良いですよ。
X男:そもそもダイエットして痩せたという記事も見ましたよ。インスタグラムで腹筋が見える映画のワンシーンも披露していましたけど、その腹筋がすごくて、シックスパックとまではいかなくとも、脇腹の締まったラインは美しかったですね。
M子:えー! シックスパックになるまで運動は辛くてできないので、クリニックでできるものはないですか?
呂院長:そうですよねぇ、運動は辛いですよね。吉岡さんのような素晴らしい腹筋を作るには、運動ではかなり大変ですので、脂肪吸引であれば可能ですよ!
M子:脂肪吸引ですか…。ちなみに彼女は目頭を切開したという噂も。私はあまり変わってないと感じますが、先生から見るとどう見えます?
呂院長:M子さんと同じ意見で、ほとんど変わっていないように見えますが…。年齢とともに目周りの脂肪は減ってきますので、そういったふうに見えることもありますからね。
M子:目頭切開は、皮膚がすぐに元に戻ってしまうので長さを多めに切る…すると目が近くなりすぎて顔が怖くなる、と聞きます。実際はどうなんでしょうか?
呂院長:目頭を切りすぎるとキツく見えたり老けて見えたりします。おそらく、患者さんの希望をそのままに目頭を切開してしまうクリニックが多いのでしょうね。当院ではここ1、2年、目頭切開(蒙古襞形成)の修正がかなり増えてきています。とにかく目頭切開する場合は、よくドクターと相談して施術することが大事です!
X男:吉岡さんのことではないけど、巷では目尻切開の方が増えているって聞きますが?
呂院長:確かに増えています。いずれにせよ、その方のお顔立ち、目の大きさ等によって、しっかりドクターと相談してバランスを見て施術することが重要です。例えば、目の幅を大きくしたかったら、目と目の幅が狭い方は目頭切開ではなく、目尻切開をしたほうがバランスよくなる場合があります。どちらがお薦めというより、お顔立ち、目の大きさ等によって判断することが大切なんです。
M子:おっしゃる通り…。ってことで、ポテンツァ予約お願いします(笑)
【連載コンビ・プロフィール】
M子:美容と芸能のライター歴25年。誰もチャレンジしない時代に、女性誌で初めてプチ整形を体験取材した一人。美容整形への風当たりが強い時代から美容術の「今」を追っている。
X男:美容整形業界に長く在籍し、コーディネーターとしてTV・出版業界、芸能事務所、財界にも太いパイプを持つ。