指原莉乃が、MCを務めるバラエティ番組「トークィーンズ」(フジテレビ系)で、主にビーズソファの製造・販売を行う「Yogibo(ヨギボー)」のCMを降板した理由について包み隠さず明かし、反響を呼んでいる。ゲストにHey!Say!JUMPの山田涼介が登場したさる1月25日放送回。スタジオ収録前に行った事前取材で、愛する彼女なら、仮に寝相が悪かろうが、GPSアプリで位置情報を共有しようが、何でも許せてしまうタイプだと答えた山田。付き合ってから急に相手に冷める「蛙化現象」にまったく共感できないと明かし、その理由を「好きになるまでの時間でちゃんと見るんで」「その状態から何かに冷めるってあんまり考えられない」と答えていた。
すると山田の聞き手を務めていた元テレビ東京のフリーアナ・森香澄が「鼻クソをほじる」とか“お風呂からマッパで出てくる”といった蛙化現象に陥りそうな例えを出すも、山田は「ビックリはするけど、それでなにか引くみたいなのはない」と返答。さらに森は“マッパでリビングにいるのも大丈夫か”と確認したうえで、「ちなみに指原さんは」と前置きして、彼氏の前でも“マッパでヨギボー”だそうだと、いきなりMCの指原の言動を引き合いに出して追及した。ところが、山田は「“めっちゃおもしろいけどな”って思っちゃった。冷めるっていうよりも、“この人おもしろい”っていうのが勝っちゃう」と、指原のようなタイプでも交際できるとコメントしたのだった。
しかし、この“マッパでヨギボー”の話題になったところで、スタジオで事前取材VTRを見ていた指原は「このエピソードを話したらCM降ろされました。ヨギボーのCM降ろされました」と告白したのだ。
「2022年からヨギボーのCMに出演していた指原ですが、昨年3月に放送された『トークィーンズ』で『(彼氏には)なるべく自然な自分の姿を見て可愛いと思ってほしいんです。お茶目だと思われたい』としたうえで、具体的に恋人に見せている行動として『彼が帰ってくるタイミングで』マッパでヨギボーに『寝転んでる』とカミングアウト。笑いをかっさらっていました。また、昨年6月に放送された『ヒロミ・指原の“恋のお世話始めました”』(ABEMA)では、ともに番組MCを務めるヒロミから自宅などでアンダーウェア姿でウロウロできるかを訊ねられ、『全然できます』と言ったあと“むしろマッパでウロウロできます”とも話していましたから、彼氏のウケを取るためというよりは基本的にマッパ主義ということなのでしょう」(エンタメ誌ライター)
あえてヨギボーという固有名詞を出さず、「彼氏が帰ってくるタイミングで全裸で寝転んでいる」と言えばいいだけだったとも思える。が、ヨギボーのキャッチコピーは“人をダメにするソファ”。指原としてはCM出演している縁もあり、ヨギボーはそれだけ快適にくつろげるということをアピールしたくて、良かれと思ってヨギボーの名前を出したものの、どうやらそれが裏目に出てしまったのかも。私生活での飾らないエピソードも自分から明かし、親しみやすさがあることでCMにも多く起用される指原だが、今回のような出来事も今後も起こりうるだけにぶっちゃけすぎもほどほどに…と言ったところか。
(田中康)