2007年までモーニング娘。に在籍していたタレント・藤本美貴が、同グループ時代に不仲のメンバーから「無視をされていた」と暴露した。
「藤本といえば、2000年のモー娘。4期生オーディションに1度落選するも、翌年にはソロ活動ですぐにブレイク。02年には『NHK紅白歌合戦』に初出場を果たしました。デビュー1年で人気アイドルとしての地位を築き上げると、プロデューサーのつんく氏から、03年春よりモー娘。へ加入するよう命じられたという話はよく知られていますね」(テレビ誌ライター)
そんな藤本が、3月4日に放送された「しゃべくり007」(日本テレビ系)にゲスト出演。加入当時について「異様な空気感。すごい扱いづらかっただろうなと思います」と前置きして、他メンバーとは「仲良しになろうと思ってなかった」と正直に語ったのだ。
これに共演者から「そんな中でも、特に仲が悪いっていうのはいた?」と聞かれ、「います」と藤本。具体的には「無視されるとか、挨拶をしても、してくれないとか」と明かし、ファンからはその“不仲メンバー”が「バレてたと思います。ネットとかに『あそこ仲悪いな』とかありますから…」とまで明かしたのだった。
「藤本と“不仲エピソード”で思い出すのは昨年3月の20周年記念コンサートで、ゲスト出演したモー娘。の同期・田中れいなと、かつての“不仲説”に言及した時のことですね。藤本いわく『私たち不仲説があるの。私が田中ちゃんをイジメてたって』。そんな噂があったようだが、田中はそれを否定。藤本も『ヤンキー同士はぶつからないんだよ』と互いに“ヤンチャ”でウマが合っていたと説明していましたよ。では、誰とぶつかっていたのかが気になるところですが、『おとめ組』在籍中に“共通の敵”がいたことを仄めかしています。モー娘。では03年~04年に、グループを『おとめ組』と『さくら組』に分けて活動していた時期があり、藤本とともに『おとめ組』に割り振られた田中は『(おとめ組時代に)いろいろあったんですよ。でも、楽屋で藤本さんが“田中ちゃん!何か言われた?いいよ、気にしなくて”って言ってくれて…』と、藤本に救われていたと述懐。となると『おとめ組』在籍のメンバーと何らかの軋轢があった可能性が高いと思えてしまいますね」(テレビ誌ライター)
ただ、藤本をめぐっては、14年8月放送のラジオ番組「ヤングタウン土曜日」(MBS系)で、モー娘。のリーダーも務めた元メンバーから、グループ内の輪を乱す“問題児”だったとも暴露されている。何でも大所帯のモー娘。は歌の特番では場所を占有してしまうため、全員で固まり一つのエリアに集まらなければならなかったそうだが、藤本だけは「何でここにいないといけないの?」とウロウロ。また、メンバー全員で行うストレッチやボイストレーニング時にも単独行動し、リーダーとしてかなり手を焼いていたという。
そんな藤本が“挨拶をしてもしてくれない”対応をされてしまうのは、本人としてもある程度は想定内だったのかも…。
(木村慎吾)