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2026/05/08 07:30

飯豊まりえ 主演ドラマ「泉京香は黙らない」で多くの視聴者に感じさせた明るさと行動力は「私生活と重なる」

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2026/05/08 07:30

 2020年12月末から始まった荒木飛呂彦氏の漫画「岸辺露伴は動かない」を原作とした同名の実写ドラマ化作品の最新作で飯豊まりえ主演の「泉京香は黙らない」(NHK)が5月4日に放送され、反響を呼んでいる。

 もともと「岸辺露伴」シリーズは「ジョジョの奇妙な冒険」のスピンオフなので、今作は“スピンオフのスピンオフ”となるワケだが、原作・脚本協力に荒木氏、脚本・演出は映画や映像の監督集団「5月」のメンバー関友太郎・平瀬謙太朗が担当したというオリジナル作品だ。これまでの「岸辺露伴」シリーズ独特の“影と光が織りなすダークファンタジー感”を踏襲し、高橋一生演じる露伴の出番はほんの少しだったにもかかわらず、満足できる作品に仕上がっている。
 
 露伴(高橋)のように「ヘブンズ・ドアー」と唱えてその人の記憶や秘密を本にして読み、さらには指示を書き込める特殊な能力のない、露伴が描く漫画の担当編集者である泉京香(飯豊)が主人公で、どんな展開になるのか?と疑問だった。が、これまでと同様に至って明るく自分の欲望に忠実で、時に露伴をイライラさせるほどの行動力とメゲないメンタルは、今作で怪異と向き合い解明するところまで導いてくれた。

大事にしていた「純粋な気持ちを持って向き合う」

 このドラマ放送があった2日前に放送された「土スタ」(NHK)には飯豊が番宣でゲスト出演し、「岸辺露伴」シリーズで泉が着用する衣装の問い合わせがNHKに毎回届くと言い、さらには完全オートクチュールのためどこにも売っていないとを説明。人物デザインの監修と衣装デザインを担当する柘植伊佐夫氏は、飯豊のボディサイズが1センチ変わってもそれをすぐさま見抜いて衣装を詰めたり、「ちょっと太ってしまった時があったんですよね。その時は逆にその体形を活かしてチャイナ服みたいな、ボディラインが逆に出るような衣装に直したり」するそうだ。また、作品ごとに「テーマカラー」があり、今作の「泉京香は黙らない」においての泉の「テーマカラー」は「緑」だったとも明かした。

「(原作の)荒木先生がムカつきながら描いたキャラクターなんですよ、泉京香ってキャラクターは。なので露伴先生がいかに『クッ…』『ムムム…』って思うようなキャラクターにするっていうのは難しくて」「やりすぎて作為的だとあざとく見えてしまうじゃないですか。あくまでやっぱり純粋な気持ちを持って露伴先生と向き合うっていうのを大事にしてました」と泉を演じるにあたって心がけたことを明かした飯豊。

 結婚すると共演NGにする夫婦が多い中、2024年5月に結婚した飯豊と高橋が「岸辺露伴」シリーズで共演してくれることは本当にありがたい。高橋は結婚時に公表したメッセージで、「彼女は自分の発する言葉で自身を穢すことなく、明るく生きることを諦めません。品性を持って歩みを進める彼女の純粋な陽の力に、幾度となく救われて参りました」と「飯豊に惹かれた理由」を綴っている。泉京香という圧倒的に明るく心が折れないキャラが、説得力のある登場人物として視聴者から好かれているのは、飯豊自身のイメージと重なるからではないだろうか。次回作もあることを信じて、「露伴先生と泉くん」を楽しみに待ちたい。

(津島修子)

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