「処す?処す?(処罰する?処罰する?)」と聞いてプッと噴き出した人には朗報、「何?」と思った人にはおもしろそうな連ドラが始まるニュースをお伝えしたい。
7月からWOWOWで放送・配信される連続ドラマ「磯部磯兵衛物語~浮世はつらいよ~」で主役の努力しない武士校生(「武士道学校」の生徒)・磯部磯兵衛を杉野遥亮が演じるという。
原作は、2013~2017年に、「週刊少年ジャンプ」で仲間りょう氏が連載していた人気ギャグ漫画。江戸時代っぽい時代の、江戸っぽい町を舞台にした「ドラマ化できる内容なのか?」と心配になってしまうほど、ボケもツッコミもないグダグダ感が素晴らしい作品だ。それだけに、今回の実写ドラマ化には、原作ファンからは「どうか寒いドラマになりませんように」と今から心配する声があがっている。
「しかし、このドラマで平賀源内を演じる津田寛治がドラマ公式として『撮影の合間、杉野くんが江戸の町の軒下でダルそうにスマホを操作していた姿はまさに磯兵衛そのもので、それを見た時、実写化が難しそうなこの漫画も上手いことドラマになるぞと確信しました』とコメント。これに、ネット上には『津田さんの確信を信じたい』『キャスティングはほんとに全員秀逸だし、磯兵衛が杉野って痛いほどわかる。津田さんのコメントを信じる!』さらには、杉野ファンではなく磯兵衛ファンなのでWOWOW加入を真剣に考えているという人が、『少年ジャンプ』のギャグ漫画を実写化すると失敗しがちなので不安だとも指摘しつつ、『津田さんの確信を信じるしかないですよね』といった声があがっています」(女性誌記者)
磯兵衛の親友であり武士校同級生の中島襄に鈴木福、磯兵衛を溺愛する自然界をも動かすパワーのある母上に檀れい、磯兵衛を目の敵にする凄腕の浪人・志賀大八にマキタスポーツなど、杉野以外のキャスティングも期待されている。視聴者から「処す? 処す?」とツッコミを入れられないことだけを祈りたい。