ふだんは温厚なお笑い芸人・やす子が一般人を相手にマジギレした騒動があったという。タレント・関根勤が5月25日に公開したYouTube動画の中で、珍しいやす子の“激怒場面“を振り返っている。
関根は、お笑いコンビ・鬼越トマホークをゲストに招き、“いろんな意味で怖すぎる芸能人”について実体験を交えたトークを展開した。元自衛官で俳優だった故・今井雅之さんが3位にランクインする中、同じ元自衛官のやす子の名前が上がり、関根はある出来事をキッカケに「オレ、やす子、好きになったの」と語り始める。
ある日のロケで「リポートしてたわけ、料理店で」とやす子との撮影を振り返り、いつものように「はい~、はい~」「おいしいです~、はい~」と上機嫌に振る舞っていたそうだが、店員とのやり取りで状況が一変。やす子が「お笑いは誰が好きなんですか~?」と尋ね、店員と“好きな芸人”にまつわる話題で盛り上がったところ、店員が「つまんないのもいるよね」と言い始めたのだという。
すぐにやす子が「誰がつまんないですか~?」と聞くと、店員は「錦鯉なんかさ、全然面白くないや」と返答。関根は「(やす子の)自衛隊のスイッチが入っちゃって。『そんなことないっすよ!』『面白いっすよ!』」とやす子が激しく反発したと明かす。
それでも店員は「いや、だって、あんなん…」「『こんにちは~!』って挨拶するだけだから、面白くも何ともないよ」と譲らず、これにもやす子は激昂しながら「あなたのセンスがないだけですよ~!」と反発。関根はこの「先輩を立てる」やす子の言動に感動し、「好きになった」「やす子、最高」と褒めちぎっていた。
「このエピソードを聞いた鬼越の2人は、一般人のお笑い評に『あなたのセンスがない』とまでマジギレしたことに『冗談が通じない…』と苦笑しつつも、やはり元自衛官という職業柄、上下関係には熱いものがあると感心していました。ただ、彼女がそれほどの怒りを見せたのは、単に同じ事務所の先輩であるという事情のほか、かねてより“男性として意識している人物”として、錦鯉・渡辺隆を名指ししてきたことも背景にあるでしょう。やす子はある日のテレビ局の廊下で渡辺とすれ違った際、『やす子、キレイになったな』と声をかけられて以来、“ほの字”になり、意識して見るようになったと様々な番組で告白。もちろん、同じお笑いで活躍する直属の大先輩を『つまらない』と言われてしまった悔しさはあるのでしょうが、それ以上に“渡辺への愛”が、珍しいマジギレの展開に繋がった可能性が高そうです」(テレビ誌ライター)
一方、言い方にトゲがあったにせよ、お笑いの好みに言及したにすぎない一般人を相手に「センスがないだけ」とキレるやす子には、「感性は人それぞれ」「あなたが正解なわけでもない」と反発する声も視聴者からはネット上に寄せられていた。
はたして、渡辺への“恋心”も手伝って冷静さを取り乱し、ついつい我を忘れて言いすぎてしまったということだろうか。
(木村慎吾)