6月5日に、損害賠償請求等訴訟の弁論準備が、自身と文藝春秋社、双方の代理人が出席のもと非公開で行われたお笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志。そんな松本を応援しているのが、2016年に大阪で参加した飲み会に同席していた1人である艶系女優・霜月るなだ。その霜月が、性加害疑惑と戦う松本へのエールとして、“暴露本”の電子書籍を発売している。
霜月といえば、週刊文春による報道には、一貫して「嘘だらけの記事」などと否定しており、当事者の立場から、記事の一部内容に誤りがあると主張。5月6日には、活動休止中の松本へのアツい想いを歌詞にした楽曲「waiting for you」をリリースし、様々なアプローチで松本にエールを送っている。
すると、今度は自著「るな砲イキます なぜ私があのホテルにいたか」を電子書籍でリリースしたのだ。リリースしたことを自身のSNSで報告したのはさる5月29日で、「文春さんに文字の力は強い事を教えてもらいました。文字で傷つけられた松本さんはむっちゃ辛かったと思う。だから私もこの本で返させてもらいます」と発売に至った動機を説明した。
同書の概要としては「霜月るながダウンタウン松本氏らとの飲み会に実際に参加した立場から」事実を包み隠さず綴った「衝撃作」であるとして、「言えなくてずっと溜めてたことを暴露します」などと紹介されている。
「霜月は過去のSNSから『素直に松本人志さんを救いたい。助けたい』との思いで一連の発信を続けていると綴り、売名やお金目的ではないと強調しています。4月4日の投稿では、知人から『飲み会の真実を知りたい!』『実際どーなん?』と興味本位で聞かれることがあると明かすも、『簡単にペラペラしゃべらないよ』と牽制。一方で、“書籍からは暴露する”という動きにはどうしても疑問視する声が出ています。その点、霜月は『金儲けとか書いてる人いるやん? いや、本を出版するの無料じゃないんですよ。数万円の話じゃないからな? これも自分の意思で出版してます』とし、『読みたい人だけ読んでくれたら良いです』と反論。ただ、いくら費やしたか、また、読みたい人だけ対象にしたということはともかく、本を出版したとということは、様々な形でニュースになるわけですからね。最もツッコミが集中しているのが、楽曲に暴露本とビジネスを複数始めているという点で、ネットにも『ここまでしといて売名行為じゃないとか無理だろ』『売名のお手本』などの反応も見られました」(テレビ誌ライター)
5月30日に更新したSNSでは、同著がAmazon電子書籍のマスメディアカテゴリーでランキング1位になったことを報告していた霜月。出版するのにかかったという費用はとっくに回収できたか?
(木村慎吾)