お笑いトリオ・四千頭身はオワコンなのか。6月15日深夜放送の「ゴッドタン」(テレビ東京系)の「腐り芸人セラピー」に出演した四千頭身に厳しい目が向けられているようだ。
2019年に“脱力系のシュールな笑い”で台頭した四千頭身は、「お笑い第7世代」と呼ばれ、一躍時代のアイコンになったことを覚えている人も多いことだろう。しかし2024年の現在、同世代のお笑いトリオ・ハナコ、お笑いコンビ・霜降り明星、EXITなどが冠番組を持ち活躍する中、彼らの姿を見かけることはほとんどない。
この日の「ゴッドタン」で共演していた「腐り三銃士」の1人である、お笑いコンビ・ハライチの岩井勇気は、「出始めの勢いはないよね」「現状を把握してるのに(腐っていると)言えない感じはプライドが高いんじゃない? 腐り始めてる時に認められないヤツがいちばんヤバイ」とメッタ斬り。さらにネタ作りを担当する後藤拓実だけ現状把握しているものの「ほかの2人が認められてない」と、今やスキンヘッドがトレードマークになったファッションブランドを立ち上げた都築拓紀、筋肉美を追求しドラマ出演もしている石橋遼大に対し、鋭い指摘を繰り出した。さらに「3人とも“もがいていない”感じがしますね」と言い、「今回も腐ってる感じで(番組に)出ないといけないのに『腐ってないです』っていうのは何にも起こらない」と岩井は論理的に説明したのだった。
聞いていた後藤はボソッと「合ってるわ、あの人」と的を射た岩井の発言に感心した。
都築も「合いすぎてるかも。もうちょっと芯を外してくれないと、こっちも取れない。こんな強い打球取れない」と動揺。
そして、石橋は苦笑いするばかりだった…。
「後藤は岩井の指摘に『泣いちゃうよ』と呟いていましたが、3人のこの反応こそが『芸人としてどうなの?』と感じた視聴者が少なくなかったようです。ネット上には『トリオというよりピン3人な感じだった。見ていて3人の空気の悪さにオワコン臭を感じた』『モテたことのなかった人が売れてお金を持って調子に乗ってちやほやされて、売れなくなったのに当時のプライドの高さだけ残ってる感じ。特に都築の自分自身を客観視できないことにゾッとした』『後藤が売れて、その後に落ちぶれていくのを見て、最後は俺に金を貸してくれって言って欲しいと言った都築がムリ。もう解散しなよ。後藤はピン芸人になればいい。石橋は息の長いバイプレーヤーになりそう』など、かなり厳しい声があがっています」(女性誌記者)
四千頭身が再ブレークする時は来るか。
(津島修子)