なにわ男子の道枝駿佑が7月25日に22歳の誕生日を迎え、インスタグラムとWeiboで生配信すると、267万人という驚きの視聴数を叩き出した。Weiboのアカウントを開設したのは今年1月。インスタグラムのフォロワーは156.2万人で、インフルエンサーとしての影響力は絶大だ。
道枝の名はアジアにも知れ渡っている。きっかけは、2022年に公開された福本莉子とのW主演映画「今夜、世界からこの恋が消えても」。映画初主演で、グループデビュー後初のソロの大仕事だった。海外(韓国)でおこなう舞台挨拶も初めて。現地では韓国語の「ミチゲッソ」(狂いそうの意)と「ミチエダ」をかけ合わせ「ミチゲッタ」と呼ばれた。これで人気が爆発し、作品は累計観客動員100万人を突破。日本の実写映画では、韓国で歴代3位の興行成績を叩き出した。
さらに人気に拍車をかけたのは、SEVENTEENのJEONGHAN(ジョンハン)との共演だ。SEVENTEENは、韓国の13人組男性アイドルグループ。22年にワールドツアー、東名阪(東京ドーム、バンテリンドーム、京セラドーム大阪)のドームコンサートを成功させて、昨年はNHK紅白歌合戦に初出場。今年は東西ドームでファンミーティングを開催し、日産スタジアムの2日連続ライブも成功させた。
そんなグローバルグループのJEONGHANと道枝が、今年2月に発売されたファッション誌「MEN’S NON-NO」で日韓初コラボ。道枝は同誌のレギュラーモデルを務めているため実現したものだ。表紙&巻頭に2人が登場することがアナウンスされると、ネット書店に予約が殺到。双方のファンが2人を支持するシナジー効果を生んだ。
「道枝さんは、SEVENTEENの日産スタジアム公演をプライベートで観にいっています。その際、2人で焼肉屋に食事に行き、それぞれがインスタで写真を報告すると、日韓のファンから歓喜の声が殺到。ファンの間では『ハニみち』と呼ばれ、次の交流に期待する声が高まっています」(女性誌編集者)
22年にドラマ「金田一少年の事件簿」(日本テレビ系)で連ドラ初主演を飾って以降、昨年は「マイ・セカンド・アオハル」(TBS系)、今年は「マルス-ゼロの革命-」(テレビ朝日系)と主演を張りつづけている道枝。12歳でデビューして、今年で丸10年。“みっちー”の魅力は完全に海を渡った。
(北村ともこ)