やはり生放送ではいつもと異なるスイッチが入るようだ。TBS系で放送された「お笑いの日2024」に爆笑問題・太田光がサプライズ出演し、大暴れした様はスゴかった。お笑いトリオ・ジャングルポケットの斉藤慎二容疑者による不祥事の余韻が冷めやらぬさる10月12日、彼の十八番ギャグ「はぁ~い!」を披露するなど、スタジオと視聴者を騒然とさせている。
太田が“乱入”したのは第一部「ラヴィット!presents 出会い頭-1グランプリ」企画で、MCのかまいたち・濱家隆一と即興漫才を組む相方として電撃発表された。
突如、ステージ横から現れると、カメラスタッフの元へ駆け寄って掴みかかり、「はぁ~い!」と“斉藤ネタ”を披露。周囲の芸人がザワつく中、漫才中も「吉本は倒産寸前です」「はぁ~い!」「ふざけんな!吉本この野郎!」などと興奮気味に。吉本芸人が大半のスタジオにあって、「『お笑いの日』1回も呼ばれたことないわ!お前ら、犯罪者だらけじゃねぇか!」と絶叫する悪態を見せ、“相方”濱家もたまらずネタを強制終了させている。
「本来ならMCにダウンタウンの松本人志らを据えていた『お笑いの日』ですが、今年は、性加害報道をめぐる裁判に専念しており、活動休止中。この日は、昨年秋に当て逃げ事故を起こした同じ吉本のFUJIWARA・フジモンも出演しており、太田が叫んだ『犯罪者だらけ』との暴言には『あながち間違ってもない』といった声が上がったほか、『周りがほぼ吉本芸人の中でこれだけ暴れ回れるのは太田さんしかいない』『THE芸人って感じの生き様を見せてくれた』『今ジャンポケをイジって許されるのたけしさんか太田さんくらいでしょ』などの称賛が続出。散々暴れ回った挙げ句、最後はケンドーコバヤシにプロレス技で締められ、“太田ショー”は無事に収まっていました」(テレビ誌ライター)
今や、生放送のお笑い特番における“劇薬”として起用されることも多い太田。この日もお茶の間に向けて強烈なインパクトを放つ、十分な仕事ぶりだったと言えそうだ。
(木村慎吾)