ジャニーズイチのラブホリック(恋愛依存症)で、“ラブホリ王子”の異名を取り、いま熱い注目を浴びているのがSexy Zone・中島健人だ。あの林修先生さえも親しみを込めて「ケンティ」と呼ぶ中島は、「僕の恋人はファンのみなさん」といった、ファン以外が聞いたら恥ずかしくなるような“神ワード”を連発することでも知られている。
たとえばコンサートで自慢のピアノ演奏によるラブバラードを披露した際は、前奏で「今日はみんなのことが好きすぎて、夢のなかでも会ったんだ。また会えて、うれしいよ」と語りかけ、間奏では「マジ愛してる」と甘く囁く。そしてラストでは「かわいい子猫ちゃん」と話しかけるのだ。
「ファンと交流するハイタッチ会では、長時間並んだファンに『寒かった? 俺があっためてやるよ』と王子様スマイルを見せたこともありました。離れる際に靴が脱げてしまったファンには『シンデレラ、気をつけて』とサラリと言ってのけたことも。さらに『結婚して』と迫られると、『迎えに行くから待ってて』と返すラブホリ王子っぷりを発揮します。『結婚して』というお願いには、他にも『婚姻届、持っていく』、『それは俺から言わせて』などのバージョンもあるようです」(エンタメ誌ライター)
ジャニーズアイドルは艶っぽさを感じるネタが厳禁だが、健人の場合はそれをも巧みに切り返す。「抱いてください」と迫る危ないオタクには「今夜2人っきりのときね」と軽くいなし、「キスしてください」というファンには「いいよ、ディープ?」と応じてみせる。
その“ラブホリ王子”としての話術は超一流。ハマったら抜けられないケンティの世界は、思いのほか深い。
(北村ともこ)