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2024/12/02 07:14

三菱UFJ銀行員十数億円窃盗で世間が体験した「アンコンシャスバイアス」とは

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2024/12/02 07:14

 最近、耳にすることが増えてきた「アンコンシャスバイアス」という単語の意味をご存じだろうか。

 簡単に言えば「無意識の思い込み」のことだ。たとえば「女性ならカツ丼よりもサラダが好き」「血液型がA型の人は几帳面」「責任ある仕事を若造に任せたら失敗した時が大変」といった「誰かの価値観」が、自身の周囲で幅を利かせてはいないだろうか。

 世の中にはサラダよりカツ丼が好きな女性もいれば、大雑把なA型の人もいる。仕事でどんな状況に陥っても立派に対処できる若手だってたくさんいる。そんな、いつの間にか自分に刷り込まれている価値観の偏りに、日本中の人々がいっせいに気付かされたのではないかと思われるのが、三菱UFJ銀行から10数億円を窃取した元行員が「既婚女性」だったという事件だ。

 2020年4月から今年の10月までの4年以上の間、東京・練馬と玉川の2支店の貸金庫から現金や金、宝石などを盗んでいたというから驚いてしまう。11月27日に公開された「文春オンライン」に掲載されたこの事件に関する記事の見出しには《「ショートでかわいらしい雰囲気の女性」“被害総額10数億”三菱UFJ貸金庫から客の資産を盗んだ元行員の“正体”》といった言葉が並んでいる。

 ネット上には「女性だったんだ?男性だと思ってた」「女性ってだけでも意外だし、既婚て聞くともっと意外」「ギャンブルか女にハマった男の犯行じゃないんだ」「勝手に犯人はおじさんを想像してた」といった声があがっているから、犯人の「既婚女性」が4年以上も行内で悪事を働いていたのに、バレなかったのもわかる気がする。

 これぞアンコンシャスバイアスの怖さだろう。本来なら、顧客に無断で貸金庫は開けられず、開ける時には管理職の許可を取って複数人で行うことになっているという。しかし、元行員の既婚女性は支店の貸金庫の管理責任者だったため、その立場を利用し、顧客に無断で貸金庫を開けていたそうだ。

 ここでもまた「管理責任者が窃取することなんてない」というアンコンシャスバイアスがかかっていたことは明らかだ。誰かを疑う前にまずは自分の考え方を疑い、常にフラットな視点を心がけることで、アンコンシャスバイアスの恐ろしい沼にハマることを未然に防ぎたい。

(津島修子)

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