11月18日に「水曜日のダウンタウン」(TBS系)で放送された「名探偵津田」が大反響だ。
昨年放送の第一作、第二作に続く三作目となる今回は「怪盗vs名探偵~狙われた白鳥の歌~」と題し、新潟県妙高市のロッテアライリゾートで大規模ロケを敢行。2時間スペシャルとして公開された。
前週放送の「有名人の卒業アルバム、その地元に行けば意外とすんなり手に入る説」のスタジオ収録中にアンガールズ・田中卓志が何者かに“射殺される”演出からスタートした今回の企画。
プレゼンターを務めていたダイアン・津田篤宏が事件解決のため「名探偵津田」として新潟に赴くことになった。
「水ダウ」らしい壮大な企画だが、テレビ関係者は「事前の“仕込み”に相当な時間がかかったに違いない」と指摘する。続けてもらおう。
「前フリとなった『卒業アルバム』企画では、街頭ロケで『架空の一般人』を複数登場させて事件の伏線を作っていた。さらに探偵の助手役を務めたみなみかわに対して本人には番組の企画だと伏せたまま、妻の協力で新潟におびき寄せていました。津田の母親まで重要な役柄で出演していて、地上波バラエティでは稀なスケールの内容となりました」
ラストは野呂佳代が真犯人だと判明する今回の「名探偵津田」だったが、前出・テレビ関係者は「SNSの『ある投稿』でネタバレするところだった」と語る。
「『卒業アルバム』企画のロケで、野呂の同級生だったという一般人の役を舞台女優が演じていたのですが、前週の放送後、彼女のXに番組の画像を貼り付けて『これを機に有名になって欲しい』とのリプライがなされていたんです。幸い拡散されなかったものの、もしこれがバズっていたら『名探偵津田』の大きなネタバレになっていたでしょうね」(前出・テレビ関係者)
いまから第四弾が楽しみである。
(塚原真弓)