無類の甘党ぶりは相変わらず? お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が、楽屋に置かれたケータリングのスイーツを必死で食べまくる相方・田中裕二の“恐怖”の一部始終を明かしている。
太田は3月5日放送のTBSラジオ「爆笑問題カーボーイ」の中で、ある日の楽屋でのやり取りを振り返った。それは2月に出演した舞台の本番直前の出来事で、太田は直後に披露するネタについて考え「“ああできるかな?”とか“こうできるかな?”ってなってるわけ。で、そろそろ本番ですって言われて、『じゃあオレだけ一服してくるわ』って、喫煙所に行って。(一服が終わり、本番に)“さぁ行こう!”って楽屋のドアを開けたら、お前が差し入れのお菓子を真っ黒な目で食べてたね。“今!?”って思ったんだよ」と、田中の行動に仰天したという。
本番まであと数分というタイミングで、太田は柔軟や一服で心身を落ち着かせていたが、「お前はどっかりと座って、お菓子をムシャムシャと食べてたの。『マジ!?お前、今食べんの!?』って聞いたら、『だって、ウチの子供たちはいろいろとアレルギーとかあるからさ、持って帰ってもさ、食べられないからさ、ここで食べちゃったほうがいいのよ』って言って、食べてんの」と、田中の声マネをしながらやり取りを再現。
これにはア然とさせられたようで、太田は「あと2分後にネタやるんだよ? “ここでみんなで食べちゃったほうがいいんだよ”とか言いながら、お前しか食べてないですけど?あの時の怖さ。モゴモゴしながらさ、やってんだよね。あれ、スゴいよね。目を真っ黒にしてさ」と、スイーツを食べ漁る田中にドン引き。これに田中は終始笑いながら「あった、あった 笑」と思い出していた。
「以前より田中のスイーツ好きは有名で、ケータリングのお菓子の種類によって、その日の仕事のパフォーマンスが変わってくるとイジられたこともあるほどです。ただ、2021年1月にくも膜下出血と脳梗塞で緊急搬送されたことで、その甘いスイーツライフは一変。薬によって体調はすぐに改善し、1週間ほどで退院はできたものの、スナック菓子や甘いお菓子の食べ過ぎが担当医にバレ、事務所の太田光代社長と妻でタレント・山口もえから、“お菓子禁止令”が言い渡されてしまいました。また、定期的に受けていた人間ドックの結果も山口には伝えずに隠していたことも発覚。以来、大好きなお菓子をめぐっては厳しい監視体制が敷かれてしまい、出先で貰ったスイーツは出先でこっそりと食べ切ってしまうというスタイルが確立されたのかもしれません。“ウチは子供がいろいろとアレルギーがあるから…”というのは田中の詭弁で、実際はお菓子を思う存分食べられる貴重なチャンスを、たとえ舞台の本番直前であっても、逃したくないといったところではないでしょうか」(テレビ誌ライター)
田中としては、今回のラジオが山口の耳に入らないことを願っているかも?
(木村慎吾)