田中圭との「二股不倫」疑惑が4月24日に発売の「週刊文春」に、大きく報じられた永野芽郁。同誌には、永野が出演する放送中の日曜劇場「キャスター」（TBS系）でADのチェ・ジェソン役を演じているキム・ムジュンと自宅で過ごす親密な仲であるとの指摘とともに、2024年公開の映画「そして、バトンは渡された」で永野演じる主人公・優子の父親役を演じた、15歳年上の既婚者・田中との不倫交際疑惑も、2人が永野のマンションの入り口付近でそれぞれ写されている“証拠写真”付きで報じられたのだ。
同記事は瞬く間に各メディアで報じられたが、永野の所属事務所は、「田中さん、キム・ムジュンさんは俳優としての先輩や仲間であり、交際等の事実はございません」と、田中の所属事務所は田中の見解として「私自身40歳であり妻も子どももいる身で、不倫関係にあったということは否定いたします」と、メディアにコメント。ともに「誤解が生じてしまう行動」（永野の所属事務所）「言い訳の通りにくい出来事」（田中の所属事務所）出来事だったと添えつつ、交際や不倫を否定した。一方、韓国メディアもキムの所属事務所が「親しい同僚の間柄」とコメントして交際を否定したと報じている。
それにしても、タイミングが何とも皮肉だった。4月13日放送の「キャスター」第1話では、阿部寛演じる主人公の進藤壮一が「報道の恐ろしさ」の1つとして、「報道に携わる者ならば毎日がエイプリルフールだと思え」と永野演じる崎久保華に教えるシーンがあったのだ。華（永野）は納得できない様子だったが、のちに華は進藤に対する誤解から、「毎日がエイプリルフール。結局あなたは息を吐くように嘘をつくんですね」と食ってかかり、「必ずあなたより大きなスクープをとってみせます！」と啖呵を切るというシーンが描かれた。
そのため今回の田中との不倫報道は、この時の永野が言っていたセリフの「大ブーメラン」だと指摘する声がネット上にはあがっている。「ドラマでなく現実で大きなスクープを自分がとられた永野芽郁」「ドラマでのセリフがまさかこんな形で自分に刺さるとは」などいったものだ。
2019年からPRADAのジャパンアンバサダーを務めている永野。ほかにも13社のCMに出演しているが、一部報道では広告代理店関係者の言葉として、「各社がどういう判断をするのか」との声も出ているだけに、田中との不倫疑惑報道の影響が注目されることは致し方ないところかもしれない。
（森山いま）
