「永野さんにおいては『清純派女優』との声が多く、つまりそういうイメージを商品として集客したのだから、それを裏切る行為があればキャンセルされても仕方がないというような批判も一部見受けられましたが…」
こんなふうに、世間を騒がせているスキャンダルの主人公について論評するのは、元放送作家の長谷川良品氏。自身のYouTubeチャンネル『長谷川良品「テレビ悲報ch」』の5月9日付更新回でのことだが、既婚者の俳優・田中圭との不倫疑惑だけでなく、韓国人俳優、キム・ムジュンとの二股疑惑まで明るみに出た女優・永野芽郁についての自論がかなり深いエグり方をしている。
永野といえば、現在放送中のドラマ「キャスター」(TBS系)のセリフが変更になったと報じられたり、CMで起用されていた企業の公式サイトから画像が次々と消去されるなど、「清純派女優」のイメージがスキャンダルで損なわれた代償が大きいように見える。しかし、長谷川氏の見解は、その“前提”に異議を唱えるというものだったのだ。冒頭の言葉から、こう続ける。
「個人的には、永野芽郁さんという女優を一度でも清純派と捉えたことはなく、むしろ奔放なイメージしかありませんでした。清楚を醸しだす女性こそ、それが異性に好まれるスタイルと熟知してのイメージ戦略的なコスプレという見方もできるわけで、清純派というイメージは事務所があつらえた『釣りサムネ』として捉える必要があるんじゃないでしょうか」
かなり意地悪な見方とも捉えられるが、「コスプレといえば…」とネットライターが永野にまつわる興味深いランキングを紹介しつつ、こう話す。
「ネットランキング『みんなのランキング』が、3月25日付で、人気漫画『鬼滅の刃』の主要な登場人物の1人、竈門禰豆子(かまどねずこ)を『実写化で演じてほしい』女優ランキングを発表しています。それによれば、3位の広瀬すず、4位の川栄李奈、5位の中条あやみを抑えて、永野が2位でした(1位は元乃木坂46で2022年に芸能界引退した星野みなみさん)。永野に投票した読者の意見の中には、“スタイルも良く、顔も可愛く、禰豆子のコスプレが似合いそうだ”といった声もありましたね。発表当初は、竹筒を咥えた永野は禰豆子にソックリと思えまたファンは今、どんな思いでいるでしょうか」
“清純派コスプレを脱ぎ捨てた”永野は、ここから挽回していくしかない。
(所ひで/YouTubeライター)