6月2日放送の「あなたを奪ったその日から」(フジテレビ系)第7話で北川景子演じる中越紘海と、大森南朋演じる結城旭の関係変化に「これは再婚エンドの予感がする」と指摘する声が相次いでいる。他にも「もう2人の恋は始まっちゃってる」「紘海は旭に対する恨みを忘れて恋してる」「紘海を取り合う旭と望月の恋のバトルまでスタート」といった、紘海と旭の間に恋愛関係が発生したと指摘する声もネット上には急増している。
この日の放送では、旭は長女の梨々子(平祐奈)にも手伝ってもらい、スーパー「スイッチバック」関西進出の鍵を握る、クライアント・藤田正臣(大門正明)の家族を別荘に招きホームパーティーを開催。紘海は旭の大学時代の後輩で同じ「スイッチバック」で働く望月耕輔(筒井道隆)もホームパーティーに参加することを知り「行きたい」と伝えるとすんなり参加OKに。紘海はそこで、梨々子と旭の険悪な親子関係を知る。
さらに藤田の孫・比呂(市野叶)が隠れて食べたぶどうを誤嚥して苦しんでいるところを発見した紘海と旭。娘の灯(石原朱馬)がアナフィラキシーショックで亡くなったことを思い出した紘海は、急いで背中を叩いてぶどうを吐き出させた。
泣いている息子の比呂を抱く紘海を見つけた藤田の娘・美織(岡本玲)は「アンタ比呂に何したん?」と怒り出すも、紘海は「どうして目を離すんですか?」と母親としての心の叫びを口にする。さらには「誤嚥が命にかかわることだってあるんです」「ちょっとの油断で一生悔やむことだってある」「後悔しても遅い」と藤田親子に忠告するが、紘海の真意は伝わらないどころか嫌な顔をされてしまう。
クライアントの機嫌を損ねたとして、紘海は会社を解雇通告される。しかし旭が紘海をかばい、「スイッチバック」に残れることとなった。その代わり「スイッチバック」は悲願の関西進出を棒に振ることに。
旭が紘海を「一社員」でなく、それ以上の気持ちを持って接していることは言うまでもないだろう。ホームパーティーに紘海が来たがっていることを望月から聞いた時も、望月と紘海の接点を気にしていたから、「一社員」以上に思っている証拠と言えるだろう。
紘海もまた、旭を恨んでいるはずなのに「この人は悪い人ではない」と心をグラグラさせているから、2人がお互いを「思いやっていること」は確かだ。
この日の終盤で、夕陽を背景に「勘違いかもしれませんが、なんだかあなたが僕と同じ痛みを抱えているような気がして」と旭が言い、目を見開いて首を横に振った紘海が「…勘違いです…」と答えるシーンは、もはやラブシーンにしか見えなかった。
紘海と旭が再婚しても驚く視聴者はもう、そこまで多くないのでは?
(森山いま)