不倫報道で揺れる永野芽郁の今後が注目されている。永野は、俳優・田中圭との不倫疑惑を報道されてから、仕事が次々と無くなっている状態だ。レギュラー出演していたラジオ番組「永野芽郁のオールナイトニッポンX(クロス)」(ニッポン放送)は打ち切りとなり、2026年のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」からも降板すると発表。また、CM契約していた企業が、次々と公式サイトなどから永野に関連する動画や写真などを削除している。このままだと、CMを継続するのは難しいだろうと、民放関係者が明かす。
「両事務所が不倫を否定しているので、CM契約する企業は永野さんをすぐにクビにできない。そこで、ひとまずはCMの放送の差し替えや、公式サイトから永野さんを消すことで対処している。当然ながらそんな状態なのでCMの継続は難しく、各社が契約期間の満了をもって永野さんを起用しなくなるだろう」
不倫疑惑報道の前まで、さまざまな有名企業のCMに出演していた永野。CM契約だけで数億円の売上があったとされるが、その全てが今回の報道で無くなってしまうようだ。さらに、CM契約が無くなることで、テレビからも永野が姿を消すことになるだろうと、キー局の編成担当者が明かす。
「テレビの収入源であるCMスポンサーから支持されていないわけで、ドラマで永野さんを起用しづらくなる。20代の人気女優は多いですし、いわくつきの永野さんを使いたいというプロデューサーはいないですからね。それに、同じ報道で二股だと報じられた韓国人俳優のキム・ムジュンが、自身のインスタグラムで《嘘をつかないで もう半分終わった》 と意味深なコメントを投稿している。怖くて永野さんをテレビで使える状態ではありません」
大騒動を巻き起こしCMクライアントやテレビ局から敬遠されつつある永野だが、本業である女優業は意外にも好調だ。まず、準主役として出演している日曜劇場「キャスター」(TBS系)は、最終回が間近になっているが高視聴率をキープ。また、主演映画「かくかくしかじか」が上映中だが、公開2週で観客動員は30万人を突破し、興行収入10億円を目指すまでになっている。女優としては評価が続いている永野だが、なぜこんな現象が起きているのだろうか?
「『キャスター』に関しては、永野さんが演じるニュース番組の総合演出・崎久保華のセリフがネットニュースになり、良い宣伝となっています。また、『かくかくしかじか』については、共演している大泉洋さんと永野さんの相性が良く、レビューサイトでも高評価だ。永野さんは天真爛漫な主人公を見事に演じていて、自然体な演技はさすがのひとこと。特に、ラストに向かう中で永野さんが見せた泣ける演技は、映画を見た人から大絶賛を受けています。永野さんの不倫疑惑を叩いているのはメディアと一部のSNSユーザーで、ドラマや映画が好きな人は、あまり報道を気にしていないというところでしょう」(前出・民放関係者)
とはいえ、実際にCMスポンサーからは距離を置かれているだけに、新規での仕事にはかなりの支障が出ることは間違いないだろう。そんな中で、早くも手負いの永野に目をつけているのがNetflixだとか。
「テレビドラマで起用しづらくなったことで、話題性を狙いNetflixが主演作のオファーをするという話だ。Netflixは配信サービスなのでCMスポンサーを気にする必要がないですからね。過去に、永野さんはNetflix作品の『御手洗家、炎上する』で主演を務めている。この作品では、父の後妻に復讐を企てる主人公を演じ、抑えたクールな演技で高評価を受けた。次回作も、永野さんの元気なイメージとは間逆な、新境地となる役の作品でオファーするのではないかという話でもっぱらです」(前出・民放関係者)
不倫疑惑で全てを失いそうな永野だが、Netflixという「拾う神」が現れそうだ。
(渡邊伸明)