6月6日放送の「あさイチ」(NHK)に俳優・小栗旬が登場した。この日、小栗は“兄貴分”として慕う窪塚洋介との関係や6月13日公開の主演映画「フロントライン」でのエピソード、2026年の大河ドラマ「豊臣兄弟!」出演についてトークを展開。その中で視聴者をざわつかせたのが、今年3月に開催された「トライストーン大運動会」について話が及んだ時だった。
この運動会は、小栗が社長を務めるトライストーン・エンタテイメントの所属タレントが総出演したファンイベントで、さいたまスーパーアリーナを舞台に玉入れや大縄跳び、マラソンなどの競技が繰り広げられた。初の試みながら、小栗をはじめ綾野剛、清塚信也、坂口健太郎、赤楚衛二ら人気俳優たちがファンとの交流を深めた一日として、多くのファンにとっても記憶に残るイベントとなった。
ところが、この運動会トーク中に、ある人物の名前が“封印”されていることがネット上で話題に。
「番組で用いられた紹介パネルには、綾野や坂口ら主要メンバーの写真はあったものの、参加者の中でも中心的な役割を果たしていたはずの田中圭が完全にスルーされていたのです。実際、運動会当日の田中は4つに分けられたチームキャプテンとして参加し、ファンサービスにも積極的でした。広い会場を走り回って観客に手を振る姿や、借り物競争で借りた物を自ら返却する様子は、ファンの間でも語り草に。事務所内でも長年在籍し、年齢的にも“看板役者”の一人である田中ですが、名前がまったく出なかったのはあまりに不自然でした」（芸能記者）
背景には、今年4月に報じられた田中と永野芽郁の不倫疑惑がある。「週刊文春」によって2人の親密な様子を写した写真や、LINEでのやりとりが公開され、双方の事務所は関係を否定したものの、世間の視線は厳しかった。報道後、田中と永野はCM契約を次々と失い、いわば“炎上中”の状態が続いている。
こうした経緯を受け、小栗が田中に触れなかったのは「火に油を注がないため」あるいは「意図的に距離を取った」といった判断とも取れる。
また、それ以外にも視聴者が気になったのが小栗の見た目の変化だった。
「以前よりも明らかに白髪が目立ち、全体に覇気を欠いた様子が画面越しにも伝わりました。そのため、ネット上では『田中圭の件で疲れているのでは』『あれは心労の証だろう』『心中お察しします』といったコメントが飛び交っています」（前出・芸能記者）
番組での“田中抹消”が、小栗自身の判断ではなくNHK側の意向だった可能性もあるが、視聴者が小栗の白髪に“社長の苦悩”を見たのは、あながち的外れでもなさそうだ。
