7月スタートの日曜劇場「19番目のカルテ」(TBS系)で主演を務める松本潤に「そこが称賛されるとは!」と驚きを隠せない声があがっているようだ。
このドラマは「病理」「産科」「放射線科」、18のスペシャリストが活躍する魚虎総合病院に誕生した、19番目の新領域である「総合診療科」が舞台となる。病気を診るだけでなく、その人の心や生活背景をもとに最善を見つけ出し、生き方そのものに手を差し伸べる、そんな医師・徳重晃を松本が演じる。
富士屋カツヒト氏による原作マンガ「19番目のカルテ 徳重晃の問診」によれば、穏やかでひょうひょうとしているように見えて、実は人や命と向き合う強い思いを秘めているのが「徳重晃」というキャラクターだ。
松本は日刊スポーツ(5月19日付)の取材に対し「変な話、これ相葉くんがやった方がいいんじゃないかな。相葉くんがやるのすごいイメージつくなって思ったりもするんだけど。ぽわぽわしてるから」と嵐のメンバーである相葉雅紀の名前を挙げつつも、「でもぽわぽわしてるふうに見えるけど、そうなるようにするにはどうしたらいいかとか、なぜそうなったんだろうみたいなことをずっと裏で考えてるって意味では、自分っぽい。なぜ僕とやろうと言ってくれたのか。そこに重きがあるのかなとは思っています」と話している。
ということは、松本が30年の芸歴の中で初めて演じる医師役は「相葉ちゃんみたいなキャラなんだ」と心の準備をしておくといいのかもしれない。
松本演じる徳重と同じ魚虎総合病院で働く、整形外科の新米医師・滝野みずきを演じる小芝風花に対しては「働きすぎでは?」「心身は健康なのか?」といった指摘があがっているようだが、小芝自身は「初めての日曜劇場」出演に「とても嬉しく思っています」とコメントしているから、視聴者として小芝の演技を堪能させてもらいたい。
ネット上には松本は8月で42歳、小芝は4月に28歳という年齢差に対し「マツジュンは1周り以上も風花ちゃんより年上なんだ」と驚く声が少なくないようだ。「マツジュン若い!」「マツジュンみたいな40代は周りにはいない」「番組公式写真のマツジュンは白衣がレフ板代わりになっているのか若々しく美しい」といった容姿を称賛する声があがっている。
昨年は2023年放送のNHK大河ドラマ「どうする家康」で徳川家康を演じるために体重を増やし、それがなかなか落ちないことから「劣化した」などと指摘されていたが、「しっかりビジュリバース」したことにまた、さらなる称賛の声が沸いているようだ。
松本と小芝はこれが初共演。どんな化学反応が起きるだろうか。
(森山いま)