本田翼がドラマ主演に戻ってきた。
意外なことにフジテレビ系の連ドラで本田が主演を務めるのは今作「北くんシェア」こと「北くんがかわいすぎて手に余るので、3人でシェアすることにしました。」が初めて。
ちなみに本田が前回、主演したのは2022年放送の高橋文哉、宮瀬琉弥、綱啓永らから成るアイドルグループの寮母を演じた「君の花になる」(TBS系)だった。
本田は、7月1日からスタートする通称「北くんシェア」で、老若男女を問わず、あらゆる人を虜にする“ナチュラルボーン天使の北くん”こと真中北(岩瀬洋志)に恋をした、看護師の浅田南を演じる。
タイトルをご覧になればおわかりのように、このドラマは北くん(岩瀬)に恋をしたのは看護師の南(本田)だけでなく、パン屋に勤める比留間東子(志田未来)、書店に勤める西野悠(増子敦貴)も同じ。この3人は北くんを3等分にシェアするべく「33%の会」を結成。4人で一緒に「同棲生活」をするというシェアラブコメディーなのだ。
すでにドラマ公式ホームページにはシーン動画が公開されており、それを視聴した人々からは「本田はこのキャラならナチュラルに演じられるのではないか」「南役に違和感がない」「本田翼にとって”当たり役”だと思う」といった、好意的な声があがっているのだ。
その動画での本田演じる南は、北くんに対する恋心を“推し活”しているかのような高めのテンションで、キャッキャと明るく元気に表しているのだが、この様子はメディアに登場する時の「本田翼」そのものとよく似ているのだ。だから「演じている」という感じがあまりなく。違和感はほぼゼロ。演じている浅田南≒本田翼なのだ。
本田は今作で女優として躍進できるか。
(津島修子)