6月13日から、元フジテレビアナウンサーの渡邊渚がMCを務めるバラエティ番組「昨日のアレ観」(チバテレビ)がスタートした。同番組は、渡邊のフリー転身後、初の地上波番組となる。
「チバテレビによると『昨日のアレ観』は、売り出し中のアイドルグループ『なみだ色の消しごむ』と渡邊が、全国の企業や視聴者の夢を応援していく“ルールなし情熱応援型バラエティ”とのことです。第1回目のオープニングでは、番組スタッフらの会議シーンが映し出され、“ムチャができたあの頃のテレビを復活させたい”という目標が掲げられました。その後の本編では、渡邊が登場し、サプライズでアイドルのライブに乱入したり、様々なドッキリを仕掛けるなど、バラエティ色の強い内容となっていました」(テレビ誌記者)
今回、チバテレビは宣伝などで“渡邊の地上波復帰”を強調しており、番組でもスタッフ一同が「渚さん、(地上波)お帰りなさーい!」と花束やクラッカーで祝福することに。だが、渡邊は、スタッフがドッキリなど攻めた演出を好んでいると理解したためか、「(もらった花束に)GPSとか入ってないですよね?」「(楽屋に隠しカメラ)ないですよね? 私さっきここで着替えちゃったんで。めっちゃ全部」としたうえで、アンダーウエアまで脱いだと話し、さらに「このへんのバッグのスキマとか大丈夫かなと思って」などと疑心暗鬼になる様子を見せていた。
そんな中、過激な内容の次回予告が、視聴者の間で物議を醸している。
「番組のラストには、次週以降に放送される予告映像が流れました。そこでは、頭にかぶりものをした、上半身マッパ姿に下半身に水着風ウエア1枚の男性たちに、お姫様姿の渡邊が檻へ閉じ込められ、“電流を流される”ような過激場面が映っていたのです。さらにフジテレビの人気バラエティ番組『逃走中』のパロディで、渡邊がサングラスに黒スーツ姿となって街中を走るシーンなどもありました。しかし、渡邊といえばフジの退社後、“生命の危機を感じる衝撃的な出来事”でPTSD(心的外傷後ストレス障害)を患っていたことを公表。具体的に何があったかは明かしていないものの、インタビューで“会社にも関係するトラウマ”、“被害届を出すことも考えました”などと語っています。そういった状況もあり、バラエティのノリとはいえ、半マッパ姿の男に囲まれたり、古巣の番組のパロディをやらせることについて、ネットでは『服を着てない男たちに囲まれるとか、PTSDを患った人にやる企画じゃない。普通の一般女性だってキツいよ』『なんでフジと色々あった人に、名物番組のパロディなんかやらせるんだ』『彼女は断りづらい立場だろうし、後になって“不本意だった”という事態にならなきゃいいけど…』などと心配の声が相次いでいます」(前出・テレビ誌記者)
6月13日のインスタグラムでは、両目に霰粒腫ができたことを明かし、「今回の目も、ストレスや抵抗力の低下を指摘されたので、身体を強くしたいな~と思います!」と綴っていた渡邊。今回の新番組が、彼女にとって心や体の負担とならず、新たな舞台で躍動していくことを祈りたい。