7月11日からスタートする新ドラマ「能面検事」(テレビ東京系)で、冷静沈着に淡々と職務を全うする、能面のように無表情な大阪地検きってのエース検察官・不破俊太郎を演じる上川隆也。“どんでん返しの帝王”の異名を持つ人気作家・中山七里氏の「能面検事」シリーズを原作にした、次から次へと新たな謎が立ち上がってくる、骨太なリーガルミステリーだという。
原作作家の中山氏は、日本のテレビドラマはバストショットを多用する傾向があるから、表情筋が1ミリも動かない不破俊太郎が主役の「能面検事」シリーズは、ドラマとして成立するわけがないと高を括っていたそうだ。しかし、不破俊太郎を上川が演じると聞き、安心したという。
そんな中山氏と同じく安心した人は、上川ファンを公言している上沼恵美子だけではないだろう。
なんたって上川は今年1月期放送のドラマ「問題物件」(フジテレビ系)では、犬頭光太郎と名乗る「犬」を見事に演じ切っていたのだから。
さらに3月5日放送の第8には民放ドラマ初出演となった上沼がゲスト出演したから、新ドラマ「能面検事」にも上沼のゲスト出演回があるかもしれない。
新たな上川主演の“シリーズドラマ”になりそうな予感がする。
(森山いま)