6月26日放送の「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)に、歌手・中森明菜がインタビューを受ける形でVTR出演。久々にテレビに映ったその姿に、ファンの間では「長い言葉を聞けた」「涙が出た」と感動の声があふれた。
しかし、そんな“復活の喜び”を一瞬で凍らせたのが、番組MCのフリーアナ・宮根誠司のひと言だった。
「今年あたり、ディナーショーとかやってほしいですよねぇ!」
…実は、中森明菜は2024年に、2017年12月以来6年半ぶりとなるディナーショーを開催。そして今年2025年の冬、東京都内でのディナーショーもすでに決定済み。つまり、すでにディナーショーでは“本格始動”しているのだ。
そんな中、もうひとつファンが敏感に反応したのが、芸能リポーター・駒井千佳子氏の発言。明菜とのインタビューを終えた駒井氏は、宮根の“ディナーショー”コメントを受ける形でこんな言葉を口にした。
「いくらなら(ディナーショーに)行きます?」
この“お値段トーク”に視聴者からは、「駒井さん、お金のこと言う?」「金額の話で返すのはちょっと…」「明菜ちゃんの“復活”って、そんな話題の持って行き方じゃないよね」といったツッコミが続々。もちろん、“ディナーショー=高額”という一般的なイメージから出た質問だったのかもしれない。だが、数年ぶりにテレビに姿を見せた明菜へのリアクションとしては、あまりに無味乾燥なイメージを与えてしまった。
「とはいえ、明菜さんの待望の出演に対して、宮根さんが、最新活動をまったく知らないのは違和感が大きいですよ。情報番組のMCが、本人の近況を把握していないってどういうことなのか…」(テレビ誌ライター)
静かに、しかし確かに歩みを進めている明菜。その歌声を待ち続けてきたファンたちにとって、今回の放送は“嬉しさ半分、モヤモヤ半分”だったのかもしれない。