【カルディ・無印良品】原材料が微妙に違う“ナンの素”を比べてみたら……
『カルディ』で「なんか美味しいもんないかな~」なんてフラフラしていたら、「ナンミックス」を発見。そして、ナンの素といえば「やっぱり無印でしょう~」ということで、カルディと『無印良品』両方の“ナンの素”を比べてみることにしました!
無印の「フライパンでつくる ナン」(190円)は200g入りで、長さ22~25cmのナン4枚分を作ることができます。カルディの「ナンミックス」(453円)は300g入りで、約15~17cmのナン4~5枚分です。作り方はほぼ一緒で、材料を混ぜて、こねて、ちょっと寝かせて、フライパンで加熱すれば完成です。
原材料は微妙に違います。無印もカルディもメインとなる小麦粉(国内製造)は一緒として、無印のものは砂糖、パネトーネ種粉末、食塩、トレハロース、膨張剤、増粘剤が、カルディのものは砂糖、全粉乳、食塩、乾燥卵黄粉、感想卵白粉、加工でんぷん、膨張剤が使われています。卵の粉末入りがカルディで、パンとかお菓子の材料によく見るパネトーネ種粉末入りが無印。この違いは、参考にしたインド料理店の差? 南インドとか北インドとか地域の差?
で、実際にこねて焼いてみました。厚みが出るのは無印の粉で、多少モソモソしているけれどパンに近い食感。カルディの粉は厚みがさほど出ないけれど、表面がややカリッと中はモチっとしたナンらしい食感。あと、たまご効果なのか、ちょっとだけ旨みもある。作っていて簡単にまとまるのは無印ので、カルディのはややねばつく。寝かす時間は、無印10分に対してカルディ30分以上です。
どっちも美味しいので甲乙つけ難いけれど、スープカレーのようなサラサラのカレーだったら無印が合いそうで、とろみのあるカレーだったらカルディかなぁ。でも、それも「どちらかといえば」という感じです。
ナンって、ちょっとワンランク上というか専門的なイメージだったけれど、ナンの素があればかなり簡単に作れちゃいます。クミンシードなどのスパイスを混ぜてより本格的なナンにしたり、チーズを混ぜて旨みをアップさせたり、なんちゃってピザ生地にしたりなど、アレンジもいろいろ楽しめそうです。
(ロドリゴいしざわ)
