若手時代の千鳥・大悟が「大先輩」千原ジュニアへ浴びせた“暴言”に「そりゃ売れるわ」
お笑いコンビ・千鳥の大悟が“トガりまくっていた”若手時代を振り返り、同じ吉本興業の先輩芸人・千原ジュニアに対する「今じゃ考えられない」ひと言を明かした。自身がMCを務める「大悟の領収書」(日本テレビ系)で、芸人の若手時代にありがちな“トガりすぎて失敗した”エピソードとして、大先輩のジュニアに衝撃発言を浴びせた過去を回想したのは、さる9月22日の放送回。
「ワシが東京行って、トガってるから、他の東京芸人と誰ともしゃべってない頃、ジュニアさんが『メシ行くか?』って。『お願いします』って言って、ジュニアさんと、ジュニアさんの後輩芸人5〜6人と、ワシ1人」という面々で食事会に参加し、その5〜6人のジュニアの後輩たちは大悟よりも先輩だったという。
いわば、“ジュニア軍団”の宴に単身参加した大悟にはかなりのアウェーな状況で、食事中も、その後輩芸人たちはジュニアと行く旅行の打ち合わせをしていたという。
大悟は「『こっちの店のほうがおいしいらしいですよ』とか『この店のほうがウマいねん』って盛り上がってた」と当時の状況を振り返り、やや孤立していた自分にジュニアが気を遣って「聞いたか?大悟。こいつら全然話がまとまらへんねん。どう思う?」と話しかけてくれたという。すると、この先輩からの問いかけに大悟は「ホンマに今考えたら、考えられへんけど、ワシが言うたセリフ。『僕、ジュニアさんと旅行に行くために芸人になったわけじゃないんで』って」と強烈な返しをしてしまう。
大悟いわく、その場の空気が一気に凍りついたというが、「ジュニアさんは笑ってた。『そうやんな!お前は別にな!旅行の世話をするために芸人なったわけじゃない。お前の方が合ってるで』って」と、当のジュニアは大人な対応を見せた。しかし、他の“ジュニア軍団”のメンバーたちは明らかに怒りをにじませながら、大悟をニラんでいたという。
「ジュニアが長くプライベートで親しくしている後輩芸人といえば、3人ほど名前が浮かびますが、お世辞にも売れっ子とは言えず、大阪でブレイクしてから東京へ進出していた大悟からすると、先の“暴言”はジュニアに向けてというより、周囲の取り巻き芸人に“お前らとは一緒にされたくない”という気持ちが強かったんじゃないでしょうか。視聴者からは『売れる芸人と売れない芸人の差ですね。そりゃ売れるわ大悟』『売れっ子芸人に可愛がられて、飲み会に行きまくってる芸人は売れてないポンコツ芸人が多い』とする声や、『ジュニアの返しも素晴らしい』『ジュニアの器のデカさ。大悟は売れると見抜いてたんだろう』と、ジュニアの寛大なリアクションを評価する人も多いです」(テレビ誌ライター)
大悟のセリフの真意が、ライター氏の推測通りだったとすれば、取り巻き芸人たちが番組を見ていたら、耳が痛いエピソードだったかもしれない。
(木村慎吾)
