加藤シゲアキが「『金八先生』撮影中に携帯鳴らし」事件回顧…武田鉄矢は「卒業」しても「まだ先生」だった!
「携帯鳴らした事件があってからオレね、本当に総スカン食らってるから…」
男性アイドルグループ「NEWS」の加藤シゲアキが、俳優・中尾明慶のYouTubeチャンネル「中尾明慶のきつねさーん」に出演(10月3日付)。生徒役で2人が共演したドラマ「3年B組金八先生」(TBS系)第6シリーズ(2001年9月~02年3月に放送)で、加藤がやらかした撮影当時を振り返った。
「本番中に、携帯の電源を切ったと思ったら、マナーモードを切っちゃって…。年末の撮影の時の2時間SPみたいな結構真ん中の大きい流れのシーンで、その後、武田さんが、結構気持ち入れていくような芝居の直前で携帯鳴らしちゃって…。その後、武田さんがセリフ言えなくなって、何回も噛んでね…」(加藤)
「『金八先生』で一番の思い出は何ですかって訊かれたら、もしかしたらそれかもしれない。20何年経っても覚えてる、その事件…」と中尾も苦笑を浮かべた。
もっとも、金八先生を演じた武田鉄矢とは後日談があるようだ。加藤は続けた。
「『行列のできる相談所』(日本テレビ系)で謝りたい人いますか(のコーナー)で、武田さんの名前を挙げて、この件を謝罪をあらためてして、本人は来れなかったけど、お手紙いただいて、お許しいただくような感じで『失敗して人は強くなるんだよね』みたいな…。卒業してもまだ先生やってくれるんだ」
加藤が回顧したは、18年7月15日放送回(当時の番組名は「行列のできる法律相談所」)だったが、武田の手紙の内容を一部紹介すると…。
「あなたが携帯を鳴らしたあの時、あなたの泣きそうな顔はいい思い出です。失敗とかしくじりとか、繰り返しながら成長していくんだ。良い子になるためには、まず悪い事をしなくちゃ!」
その後、加藤は「なれのはて」で23年、直木賞候補に選ばれるなど俳優以外のジャンルでも卓越した才能を発揮。金八先生も“溜飲が十分に下がった”ことだろう。
(所ひで/YouTubeライター)
