【じゃあ、あんたが作ってみろよ】中条あやみには“椿”のようなキャラがお似合い!クネクネからの「飲もうぜ!」がめっちゃイイ!
10月21日放送の「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(TBS系)第3話で、勝男(竹内涼真)がマッチングアプリで知り合った椿(中条あやみ)との「おうちデート」をする中で、これまでの自分の言動を振り返り、盛大にガチ泣きしたことが話題を呼んでいる。
初対面の時は「好きかもぉ~」と言って体をクネクネさせていた椿だったが、実は通販会社の社長をしており、「お金は持っているほうが払えばいい」と言って支払いを済ませる、筋金入りの“小さいことは気にしないサバサバ女子”だったのだ。
勝男と2度目に会うことになった、椿が提案した勝男宅でのおうちデートでは、「今日は、まああんまり大したものじゃないんだけど、手作りおでんです!」と得意顔をする勝男に、椿は「なんだ、おでんか~。コンビニでも買えるじゃん。しかもまだ秋だよ?おでんってなんか早くない?」まずは言葉の先制パンチを食らわせた。椿はさらに、ワインがないと言った勝男に「パンダのいない上野動物園じゃん!」とブチかましたり、勝男が丹精込めて作ったおでんを食べて「おでんすごくおいしい。コンビニくらいおいしいかも」と無邪気に発言したことで勝男のイライラはMAXに。椿に向かって指をさして「わかった!オレは椿の心づかいのなさに絶望してるんだ。端的に言うと性格が悪い!」となじった勝男だが、自分の名前を急に呼び捨てされた椿は、「呼び捨て?もう帰る!」と立腹。その横で勝男は「それは、待って…それはオレも一緒だ。作った人の気持ちを想像しないで、オレは鮎美に…」と突然、椿の言動にこれまでの自分を重ね合わせ、毎日、料理をしてくれていた鮎美(夏帆)に対し、全体的におかずが茶色すぎる、おかずと味噌汁の具がかぶっている、などと指摘してきた自分の言動に気付き絶望。「椿はオレだ。鮎美が見てたオレの姿だ」と号泣するのだ。
この時の勝男の号泣に胸を打たれ、もらい泣きした視聴者が多いようだが、そんな勝男に「鮎美って元カノ?勝男、飲もうぜ!」と返した椿もかなり素晴らしいと思う。
椿を演じる中条は、お人形のような可愛らしさとモデルらしいシュッとしたフォルムが麗しく、これまではガサツでサバサバしたキャラをドラマで演じたことはなかったと思う。しかし、今作の椿は、中条の容姿だからこそ「勝男、飲もうぜ!」が非常に効果的に聞こえる、最高の“ハマリ役”になる予感がする。
2021年から放送された「君と世界が終わる日に」(日本テレビ系)シリーズでは、竹内と恋人役を演じていた中条。その時もビジュアル的に“お似合いの2人”だったが、今作では「最高の女友だち」という冠が付いたぶん、さらにお似合いに見えるし、椿のようなキャラを演じる中条は、とても魅力的に見える。
(森山いま)
