まるで個性の異なる仲間由紀恵・田中哲司夫妻「円満な関係」のカギを握るのはやはり「アノ角度」だった!【三田モニカの勝手に占っていいですか?】
今回占うのは、仲間由紀恵さんと田中哲司さんの俳優夫妻。それぞれ異なる個性を持ち、第一線で活躍中の2人です。では、「俳優としての」相性を交えながら、2人について占っていきましょう。
相性を見るとき、最も重要なのが2人が生まれたときの星の位置です。中でも星がどの星座に位置していたか、そして星同士の角度から詳しい相性を読み解くことができるのです。まず、2人の星の角度を全体的に眺めてみました。すると、面白いことに気付きました。「自分にとっては心地よいけれど、相手にとっては負担」という相性を、2人はお互いに持っているのです。
具体的に見ていきましょう。仲間さんの月に対して田中さんの太陽は0度という「融合・協調」の素晴らしい角度。一方、田中さんの月に対して仲間さんの太陽は90度という「葛藤・摩擦」の厳しい角度を取っています。太陽は性格や人生、生き方などを表す最も重要な星で、月は感情や心理、好みなどを表す二番目に重要な星。これを読み解くと、仲間さんは田中さんの人柄に惹かれ、強い憧れも抱いているでしょう。ところが田中さんは仲間さんの性格や生き方に戸惑いを覚え、ときには理解し難いとさえ思ってしまうようです。
このパターンはまだあります。仲間さんの水星に対して田中さんの太陽は90度なのに、田中さんの水星は仲間さんの太陽に対して120度なのです。水星は知性や考え方、仕事などを表す星。120度は2つの星のエネルギーが調和し、それぞれの良さを引き出す非常に良い角度です。ここからわかるのが、仲間さんは田中さんの仕事内容を見ると、「こうしたほうがいいのに」などと口を挟まずにはいられないということ。一方の田中さんは仲間さんへの的確なアドバイスができ、それが仕事にも役立っているはずです。
このように、どこかちぐはぐな相性をお互いに持っている2人ですが、もともと俳優としての個性、タイプが大きく異なるためだと考えられます。仲間さんは太陽が蠍座、つまり蠍座生まれ。田中さんは太陽が水瓶座、つまり水瓶座生まれです。太陽は表現力の象徴でもありますから、仲間さんの場合は蠍座の特性を生かした「役柄を徹底的に掘り下げ、自分なりの表現をとことん追求して演じる」俳優だと言えそうです。そして田中さんは水瓶座の特性を生かし、「役柄にこだわりを持たず、自由に演じる」タイプの俳優のはず。そう、2人はまるきり異なる個性を持った俳優だといえるのです。
そんな2人を結び付けているのは何でしょうか。その答えは、仲間さんの水星が、田中さんの月と金星に対し「友愛の角度」である60度を形成しているから。金星は愛情を象徴する星であり、水星はコミュニケーションも意味します。そのため、仲間さんは田中さんの気持ちをすぐに察し、愛情表現にも敏感に気付くはずです。もしかすると、日々、感謝の言葉を伝えているかもしれません。こうした2人の絶え間ない心のやり取りが、円満な関係の秘訣なのではないでしょうか。
(三田モニカ)
8月1日生まれ。獅子座。A型。占術家。アロマテラピーアドバイザー。早稲田大学第一文学部西洋史学科卒業。占い情報誌の編集プロダクションを経て独立。西洋占星術、血液型診断、タロット等のロジックを応用した開運術を提唱。著書に『ABOAB型人間の頭の中』(青志社)、『どうしてあの人に勝てないの? ~ひとつ前の星座でわかる、あなたが<勝てない人>』Kindle版、最新刊『"ダメな恋"から抜け出せないあなたへ 恋の呪いを解く新法則: どうしてあの人に惹かれるの?~8番目の星座でわかる、あなたが<弱い人> 12星座力学の秘密 』Kindle版(いずれも西瓜社)など多数。
